ある教会の牧師は、ひどい高所恐怖症だったそうだ。あるとき、その教会の信徒の一人が病気になって入院した。その牧師は牧師としての責任上、その信徒をお見舞いに行った。ところが病院に行ってみると、それはとても大きな病院で、その病気の信徒は9階に入院しているとのことだった。牧師は勇を鼓してその9階の病室に行こうとしたが、いかんせん足がすくんでそこまで上ることができない。それで仕方なくあきらめて、お見舞いはあきらめて帰っていったとのこと。9階と言っても、それは建物の中で、すぐ足元に下の景色が見えるわけではない。わたしも多少高所恐怖症気味ではあるが、この牧師はよっぽどひどい高所恐怖症だったらしい。ある人から聞いた話だ。