むね歯科クリニック院長 歯周病専門医の笹生です。
記念講演会開催にあたり森本会長(静岡県開業)は「包歯研のありのままの姿を見てもらう」とのコンセプトを提唱。このためにスタディグループの記念講演会としては異例の、手弁当かつ全員発表という路線での実施となりました。ですから、一切の告知、参加費なし。
受付前には花束も。歯科のスタディグループにある程度詳しい方であれば、名前を見て包歯研がどのような位置付けの会かが、ある程度お分かりいただけるかと思います。
10月の連休中日の日曜日は、私が所属する包括歯科医療研究会の40周年記念講演会でした。
会は、40年前に当時勤務医だった、金子、近藤、鈴木先生が自分達のための勉強会として立ち上げたものだそうです。爾来40年、その後に独立された鈴木先生の門下生でもあるナオ歯科、一ッ橋歯科の勤務医のための勉強会的色合いが濃いながらも、彼らが独り立ちして開業し、中堅どころとして活躍するようになっても、若手の鍛錬の場として活動を続けています。ですから、世代構成としても、卒後数年の若手から、10年強の中堅、30有余年を超えるベテランまで、幅広い世代が所属し月二回程度の例会を行っています。
記念講演会開催にあたり森本会長(静岡県開業)は「包歯研のありのままの姿を見てもらう」とのコンセプトを提唱。このためにスタディグループの記念講演会としては異例の、手弁当かつ全員発表という路線での実施となりました。ですから、一切の告知、参加費なし。
そんな講演発表会は東京医科歯科大歯学部特別講堂で行われました。
それほど大きくしないように…という鈴木先生、森本先生のはじめの思惑とはうらはらに…開会前にして、既に満席。
準備には余念が無いとはいえ、否が応でも緊張感が高まります。
全員発表ですから、当然私も発表しました。
それにしても、普段の発表では余り緊張などしないのですが、今回はめずらしく、ここ最近無いくらいのプレッシャーを感じました。
まだまだ続きます。講演会は終了しましたが、会場裏手ホテルのバンケットルームに移動し、続いて記念パーティーです。
しかも、ここ数日の準備の疲労と緊張からか、乾杯のビールのひと口で頭痛が…うーむ準備なんて大したやってないのに…
もっとも、この頭痛のおかげで、最後の最後までそれほど飲まずに済んだのは、怪我の功名かもしれませんが。
他のスタディグループからも知り合いの先生が何人か来られていたのでお話をさせていただきました。そしてご歓談下さい、というアナウンスを何度か聞いているうちに、気がつけばパーティーもお開きに。最後の鈴木先生の話にみな、頷いています。
遠方から来ていただいている方々も多く、そのままの流れで当然のように3次会へ。
3次会はパーティーよりもざっくばらんなので、更に盛り上がります。
お茶の水バル、と銘打った、なかなか小洒落たお店でした。
医科歯科大にいた頃は、このあたりに住んでいたので良くお茶の水界隈で飲んでいました。しかし開業してからはお茶の水で飲み会なんて事もほとんど無かったので、こんなところが出来たんだねーと、すっかり浦島太郎の気分です。
酔い潰れる事もなく、無事に電車の動いている時間に帰途へとつく事ができました。
連休の中日、今年最大のイベントともいえる記念講演会の長い一日は、かくして無事に終了しました。
参加者の講演会への評価はすこぶる良く、森本会長はじめ会員の先生方の底力を見たような気がします。
また特に、森本先生にはプレゼンのみならずひとかたならぬご指導をいただいた事に、この場を借りて御礼申し上げる次第です。
最後に、ご参会いただいた全ての皆様に、感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。