むね歯科クリニックの笹生です。
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ちょっと遅くなってしまいましたが、先週の水曜日は今年最後の包括歯科医療研究会(包歯研)例会でした。
包歯研では、年1回外部の先生をお呼びして講演をしていただきますが、今年は「クリアアライナー」の渡辺先生。
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「クリアアライナー」はsma-stationの医療特集でも取り上げられた、ここ最近急速に広がりを見せている「見えない矯正」です。矯正治療といえば、一般的なのは針金を使う、いわゆるワイヤー矯正ですが、このクリアアライナーは、透明なマウスピースのような装置を使って歯の位置を改善していきます。透明ですから、つけているのがわからないくらいなのです。
もっとも、すべての方にこの方法を使用できるわけではないのですが、なんでもかんでもワイヤー矯正という一辺倒から離れて、歯並びを気にされている方の希望に添った治療が可能になりました。

ただ、一般的な矯正治療を行う前の診査や検査は通常通り行う必要があります。みたところだけでの、安易な判断の結果でいたずらに期間が延びたりするようなことを避けるためでもあります。十分な検査、そして診査、診断、きちんとした方針というのは、普通の治療だけではなく矯正治療でもかわることはないですね。

ちょっと、話題が逸れました。
クリアアライナーは、透明なマウスピース型の矯正器具ですが、見えない矯正治療というと、この他にも「舌側矯正」といって、外側につける器具をその名の通り「舌側=内側」につけることです。これは、一般的な針金をつかう手法の応用編ではあるのですが、装置を付けて治療中の不快感はすごく高く、それ以上に外側につけた方が確実に治療が進むので、外側につける方が主流になっています。
また、マウスピース型矯正はこの、クリアアライナーのほかにも、「エシックスアプライアンス」「インビザライン」「アクアシステム」などいくつかあります。どれも似たようなシステムですので全般的にはほぼ同じような感じですが、ほかのものも含めて聞き及ぶ範囲ではクリアアライナーは後発に位置することもあり、割と融通がききそうだなという印象でした。

治療の幅が広がっているということは、選択肢が多くなるということでもあるので、よりよい満足を提供できるように更なる努力をしていきたいと思います。