考証 旧1号 PART 2 | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。


旧1号を語る上で外せないのが " 桜島1号 " ですね。
このカラーにパールを吹けば、旧1号に、、、
は、ならないですよね(^o^;)





桜島1号の下顎の色は、
MAZDA サバンナRx-3 GTの色と聞いています。

下の画像が実車です。





光の加減で色が違って見えますが、実際は少しメタリックなグリーンです。

有り物の色を使用する事は良くある事で、旧1号もスプレー缶を
使っていた可能性もあります。
と、言うのもメンテナンスが楽だからです。

撮影途中の破損を補修をする為にはスプレー缶が便利です。



旧1号の本編映像ですが、クラッシャーの部分に雑に緑で補修
されています。
こちらは刷毛塗りっぽいですが、、。
おそらく、これがベースカラーの緑色です。
桜島1号のクラッシャー色に似ていなくも無いです。
パールを吹かずに、ベースカラーのみでの補修になったのだと思います。

これと同じ事が新1号編でもあります。



もっと分かり易い写真があったのですが、見つからず、(_ _;)
新1号の頭頂部に注目して下さい。
表面のホワイトパールが擦れて剥がれてしまっています。
ベースカラーが見えますね。



初登場の新1号は、こちらの様にグリーン(豆色)です。
あの新1号独特のメタリック感は、ホワイトパールの吹き重ねに
よるものです。

話は旧1号に戻します。



こちら本編映像の旧1号。
同じくパールが剥がれて、ベースカラーが見えています。



このグリーンは実は蜘蛛男にも使われているグリーンなのです。
フラッシュの加減でかなり明るく見えていますが、同じ色です。
もっと分かり易い画像があります。



こちら、「ブリジストンのドレミ」CM撮影時の蜘蛛男。
毛が抜け落ちて、ベースの色が見えています。
この色が旧1号のベースの色なのです。

この前のブログで、「仮面ライダー映画大全集」の再現旧1号は
「事実と異なる」と、書きましたが、実はその後本当に当時の
ベースカラーが発見されています。

ちょっと間に合いませんでした(^o^;)

次は、そのベースカラーを使っての再現をしてみたいと思います。