おはようございます。




今日は2月16日ですね。




この日も

私にとって忘れられない日の

一つでもあります。




6年前の今日が

平昌オリンピックの

男子フィギュアスケートの

ショートプログラムの日だったから。




この日のことも

散々、散々、散々

書きまくってるので




もうええ加減にして

と思われるかと思うんですけど








ええ加減に

なんて

しません!







たっぷりとこの日のことを

この日の想いを

綴りたいと思います。





2018年2月16日

6年前のこの日のことを書く前に




少しそれ以前のことを

書きたいと思います。




2月11日に

羽生くんの韓国入りのニュースを見てから



この人、何者!?



って思って

凄く気になり始めた

っていうことは

前回の平昌オリンピックの

記事の中に書いたんですけど



その記事はこちらです。



この人、何者!? 〜平昌オリンピック・韓国入り〜





それ以降も

ショートプログラムの日まで

羽生くんのニュースを

たくさん見ました。




まだ、ファンでもなかったから

ニュース番組を逐一チェックする

なんてことはしてなかったのに




それでも羽生くんの

ニュースや情報は

溢れていたように思いました。




そんな見るとはなしに見ていた

ニュースの中で




またしても

羽生くんの言葉に

ん?ってなりました。




インタビューの中で

日本人選手の金メダルが

出てないことに対しての答えに




「誰が取ろうと、

僕も取ります」



って言いきったんですよ。




そのインタビュー

こちらに載っていました。






そんなこと言えます?




なんて人!?




言ったな

じゃあ、見せてもらおうじゃないの。




とくとお手並み拝見

そんな気持ちでいました。

当時の私は。





で、2月16日

ショートプログラム当日です。




オリンピックのショートプログラムの

まあ、長いこと!




羽生くんがいつ出てくるかも知らずに




羽生結弦はまだ?

いつ出てくるの?




って感じで

用事をしながら待ち続けていました。




羽生くんは

最終グループの

一番最初に出てきました。




長かった。




フィギュアスケート本当に長っ

って思いました。




いよいよ最終グループか。




でも、その前に

整氷タイムとか

6分間練習とかいうものが

あるということを

この時初めて知りました。




それまでも用事をしながら

いろんな選手のスケートを

見るとはなしに見ていました。




どの選手もこの選手も

特別惹かれることもなく。




この6分間練習でもそうでした。




羽生結弦

羽生結弦

言ったって別に。




他の選手とどこがどう違うの?

変わんないんでしょ!?

(当時の感想です。あくまでも当時の)




ただちょっとインタビューの受け答えが

聡明で、言葉も大胆なだけで。





でも

何故かしら

私の目はこの時

その羽生選手の姿ばかり

追っていました。




というよりも

この6分間練習

カメラが羽生くんを

映し出す確率

凄く多かったように感じたんです。




それだけ注目されている選手なのかな?




羽生結弦っていう選手は。




ちょっと線が細くて

ちょっとなよっとしてて

(当時の感想です。あくまでも当時の)(←2回目w)




でも、なんだか衣装も綺麗だし




色が白くて




目が青い…!?




何、あの目は!?




白目の部分

白いの通り越して

青いじゃないの!?




こんな澄んだ青い目

赤ちゃん以外に見たことない。




成人男性でここまで澄んだ目の人がいる!?





なんて綺麗な目なんだろう




って、

その目に




羽生くんの澄んだ青い目に




強烈に惹きつけられました。





文字通り

目が離せなくなっていました。





そんな澄んだ目のこの選手は

どんな演技をするんだろう?




って、思って

息を詰めて見ていました。




『バラード第1番』




このプログラムの冒頭

曲がかかっても

羽生くんはまったく動き出さずに




そんな演技だとまったく知らない私は




いつ動くの?

いつ動くの?

いつ動くの?

いつ…?




く、苦しい。

早く動いて。

息が出来ない。




息を詰めて見ていたものだから

羽生くんが動き出すまで

息が出来なくて




彼がぐるんと頭を回してから

動き始めて




それでようやく息が出来たのを

覚えています。




その動き出すまでは凄く長く感じたのに

動き出してからは

なんだかあっという間に感じた

プログラムでした。




えっ、もう終わったの?




ちょっと早くない?

他の選手もっと長く感じたよ。

(当時の感想です。あくまでも当時の)(←3回目w)




まるで一瞬で終わってしまったかのような

羽生くんの演技に

『バラード第1番』に

魅せられていました。




この人、凄い!

めちゃくちゃ綺麗!




他の選手と…違う。

明らかに違う。




どこがどうとは言えないけれど

明らかに他の選手とは違っていました。

違って見えました。




品があって美しくて

なめらかで美しい。(←語彙力w)





演技が終わって

ぼうっとなりながら

プーシャワーとか見ていました。




羽生くんの唇が

「ただいま」

って動いたのも。




でも、この時の私は

「おかえり」と言うことは

出来ませんでした。




出来ないと言うよりも

そういう思考にならなかった。




だってこの時はまだ

知らなかったから

堕ちてなかったから




そんな思考も権利もないですよね。





でも、今でも思うんです。




「おかえり」って言いたかったな、って。




無理なのわかっていても




この平昌で堕ちたっていうのに

もっと早く堕ちていたかったな、って。




そしたら

「おかえり」

って言えたのに。




そんなことを

あれから6年経った今も

思ってしまいます。





そして

この時の私はまだ

全部堕ちるまでにはならなかったんです。




この『バラード第1番』を見ても。




この時はまだ半分くらいでした。




もう半分の私が

必死で堕ちるのを

止めようとしていました。




無駄な抵抗なのにね。






全堕ち

完堕ち

したのは

翌日のフリーを見てからです。




その話はまた明日。







最後に

私が半分堕ちた

平昌オリンピックの

ショートプログラムの

『バラード第1番』を

ここに置いておきます。










本当に綺麗。












読んでくれてありがとう。











もう何度も書いてるのに

何度書いても新鮮な気持ちで

昨日のことみたいに書けるのって

なんでなんだろう?