『if…』について

あと少しだけ語ろうと思います。



演技とか仕草とかに関しては

前回ごちゃ混ぜになりながらも

いっぱい書いたと思うので

そういう細かいことじゃなくて



今回書きたいのは

それこそ心情的なものです。



かと言って

羽生くんがこの『if…』に込めた

心情のようなものが

私にわかるはずもなく



『if…』を観た

私の心情的なものについてです。



以前にこんな記事を書いたんですけど



心から離れない『if…』



この中で


「一本のドラマを見た後のような

深い悲しみとかが胸に広がる」


って、そんなふうに感じた

理由のようなものを

少し掘り下げられたらなって思って。




これまでも

羽生くんの演技を観たら

そこから物語を感じたり

芸術性だったりを感じたりしてたんです。



『オペラ座の怪人』だったら

それこそ極上の舞台を観ているかのような。



それがこの『if…』では

ドラマを見ているように感じて。



ドラマティックっていう意味の

ドラマじゃなくて



本物のドラマの方

テレビでやってるドラマ



それを一本

見終えた後のような

感動を覚えたんです。



映画ではなくドラマだと感じたのは

『if…』がいわゆるJPOPだったから?



その歌詞に恋愛ドラマを

重ねてしまったのかな。



一人の恋する男の。



たぶん間違いなく

羽生くんは『if…』の歌詞にも目を通して

その歌の世界観を氷上で演じようと

したはずだから。




衣装とかもね

DA PUMPのMVの衣装とかに

寄せていたのかもしれないけど



白タンクトップに

ジャケットスタイルって

いわゆるその辺にいる

ごく普通の男性のファッションじゃない?



まあ、バイカラーっていうか

ツートーン?モノクロかな?

そういう配色とか

背中の編み上げとかは

凝っていたけど。



そして羽生くんのスタイルが良すぎて

ごく普通とは言いがたいけど。



それでも比較的

これまでの羽生くんの衣装にしては

シンプルな方だと感じたんです。



こういう格好の人

その辺にいそうじゃない?



そして

こういう切なく苦しい思いとかもね。



実はありふれてて

でも、ありふれてるからこそ

共感するのかも、って。



私だって何度


もしも君がひとりなら


もしも君じゃなかったら


とかって

思ったことかわからない。



もしも羽生くんじゃなかったら、って。



私は羽生くんでよかったし

羽生くんしか見えなくなってるのも

本望だけど



羽生くんの思う君って誰なんだろう?

って思って。



誰のことを思って

こんなに胸を焦がして

切なく激しく狂おしく

舞うんだろう、って。



羽生くんの心をここまで虜にしてしまう人

女性…?



女性かもしれないし

違うかもしれない。



人じゃないかもしれない。



スケートとか4Aへの思いを

この歌詞に乗せたかも…。



それもあるかもしれないけれど



私としては

もっと俗物的でいてほしいから

(あまりにも羽生くんを神格化してしまうのは

ちょっと…って私は思うから)

女性だといいなって思う。



そりゃ辛く悲しい恋より

ハッピーな恋愛しててほしいって願うけれど



例え叶わなくたって

誰かを思って身を焦がすような思い



それこそ

その人しか見えなくなってしまう思い



それは悪いものじゃないと思うから

(って、何様?w)



辛くて苦しいかもしれないけれど

それでもそういう経験をして



そういう感情に近い思いもして



その思いを

この歌に乗せて

演じていてくれたらな

なんてね勝手に思うわけです。




苦しくても

切なくても

どうしようもなくても

あがいても、もがいても

何度眠れない夜を過ごそうとも

君しか見えなくなろうとも



そういう思いって悪くない

ってね。




そんな思いを乗せたかもしれない



この『if…』が

とにかく響いて



とどのつまり

何が言いたいかというと



苦しいほどに大好きです。



切ないほどに。



『if…』の羽生くんに

惹かれまくっています。




君しかもう見えないほどに…。










読んでくれてありがとう。










語り尽くせない…