当たりはずれが結構ある、ご当地映画。 この「怪獣ヤロウ!」は、当りかも。
そのご当地は、刃物、鵜飼、花火などはあっても、観光地としては地味な岐阜県関市。
それを、ブレイクさせようとする市長。 これが、清水ミチコで、これでもかのパワハラオンパレード。
市長の脚本でPV作成を命じられた観光課職員には、手塚とおる、三戸なつめ、そうしてお笑いのぐんぴぃ。
このぐんぴぃ演じる山田は、子供の時から怪獣かぶれ。 懸命に撮った映画がぼろかす言われた、辛い過去が。
そこに、天然の市長秘書で菅井友香とは、ひと騒動ありそう。
順調に(つまらない)PV撮影が進む中、秘書が起こしたアクシデント。 山田、どうする。
もう、こうなると、怪獣だ。 そうだ、怪獣映画を撮ろう(ヤロウ)。 なるほど、やろうと野郎?
そこに、伝説の怪獣映画監督が、地元にいるらしいって(この都合よさが映画)。
それが円○英二、ではなく、本多英二。 こわもての麿赤児が、少しずつ山田に協力していく。
ああ、でも、名物の雷がロケに直撃して、映画はめちゃくちゃ。 市長はかんかん。
いやいや、でも意外と市民に人気があって、応援が多いぞ。 これは再チャレンジできるかも。
次の怪獣映画は俺が主役だって、山田。 ここで、市民が刃物、鵜飼、鰻料理なので協力するのがうれしい。
そうして、市長の指示で撮り直された(おもろない)PVが上映される日、そこで映されたのは、、、
怪獣映画の夢がかなった山田が、観光をアピール。 巨大化したぐんぴぃの裸が、キモイぞ。
目指すは、市役所。 なるほど、これが、怪獣ですべてをぶっ壊せ、か。
もう後に引けない市長がひとこと。 来年の関市は怪獣で売り出します! えええっ。
山田の先生の田中要次、癖ある鵜匠の平山浩行がアクセント。 さて、このあと観光客は増えたのか。
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