京友禅着物の老舗、千總に併設された、三条の千總ギャラリーです。
飯田美穂の個展が開催中。
入り口の、「貴婦人とユニコーン」のモチーフ絵が、作者の思いを感じさせる。
こどもの頃から本が大好きで、本の世界のように絵の中に入る交差点に、立ち続けているとか。
テーマは、「あなたと絵の話、交差点」。 そこには、抽象的と言いながら写実的な絵が。
入り口にあった絵のドローイング。
習作が続きます。
名画を自分のイメージでアレンジする中で、抽象的な思いが具象化しているのか。
それより、絵が大好きなのが伝わってきます。
技巧はしっかりあっても、それに溺れない素朴さがいい。
作者のポートフォリオがさりげなく。 こちらとあちらの旅の途中で、交差点にいるのかな。
何だか、明治時代の銀行に行ってみたくなりました。