芝翫親子の歌舞伎鑑賞教室 | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

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国立劇場建て替え中の歌舞伎は、都内各地で開催されます。

今日は、江東区の江東公会堂(ティアラこうとう)での、歌舞伎鑑賞教室に行ってきました。

 

 

久しぶりに芝翫親子4人が揃って、どんな「四の切」を見せてくれるのか、たのしみ。

その前に、玉太郎による「歌舞伎のみかた」の解説です。

 

挨拶のあと、玉太郎がいきなり倒れて、どろどろどろと狐の登場。

あー驚いたと目を覚ますと、今度は橋吾の逸見藤太が駆けてくる。 なるほど、そういう演出。

 

これで三度目という玉太郎は、出番はこれだけ。 抑揚が少なく、ギャグもなく、淡々とした話し方。

花道、上手下手、黒御簾音楽、義太夫節と、解説がすいすい進む。

 

 

今日は、一階席は貸し切りの高校生でいっぱい。 いつもざわつき気味なのに、今日は静か。

ここでまた、藤太が出て、見得の紹介。 あれ、いつの間にか戻って来た狐が、鼓を持って行ったぞ。

 

これも演出。 ここから演目の紹介に。 筋中心で、ケレンの解説がないのは、まさか本番で省略?

堅実ながら平坦ぎみに過ぎた20分。 ここで25分の休憩です、に、高校生から笑いが起きたのはなぜ。