六角通と新町通の角を東に曲がると、大正3年建設の、麗寿庵(ろくじゅあん)。
名代の華わらびが、美味しいんです。
ウィーンから京都にアトリエを構えた写真家、ローランドハーゲンバーグの展示がありました。
そのお題は、「蠱惑」。 「悔しいけれど、夢中になりそう」との副題は、作家? 見る方?
玄関を抜けると、中庭。 羅城門の礎石が置いてあるとか。
その向かいは、主庭。 井桁には、鞍馬山の石が使われています。
茶室の横に、舞妓はん。 玄関でも見つけましたが、一瞬のさりげなさが作家の特徴。
ながーい廊下が、町家らしい。
東の間は、くつろげる場になっています。
おや、後ろ向きの舞妓はん。
ドローイングの小品が、飾られています。
それは、歌麿、白隠、広重などへの、オマージュ。
蠱惑の答えは、遊び心か。
奥の庭を眺めながら、ゆったり。 大きい灯籠は、春日燈籠です。
お菓子をいただける広間に、ちょっと失礼。
施主の日本画家、今尾景年のアトリエ兼自宅だった館です。
わあ、びっくり。 こんな遊び心って。
更に、意味深なドローイング。
何だか、不思議なひとときを過ごしました。 あっ、華わらびは。