東京での仕事の合間、東京都現代美術館に行ってきました。
天井が高い広い会場を、ゆっくり回れるところ。
今日は、三つの展示を拝見しました。
まずは、サム・フランシス展です。
生誕100年の記念展。 大きなサイズの作品に、独特のリズム。
観ていると、足が同じリズムを刻んでいます。
次は、横尾忠則展です。
この間、銀座のgggで、凝縮された展示を拝見したところ。
発想はアバンギャルド、技法は模範的。
ときに、宗教的な問いかけ。
ときに、シュールな遊び。
やっぱり、本質は(ちょっとエッチに)弾けている。
通路の、アルナルド・ポモドーロの「太陽のジャイロスコープ」に、引き寄せられます。
ここから、「被膜虚実」と題された、中堅作家の作品。 三上峰子のスーツケースが並んでいます。
広いコーナーに広がる、石原友明の「約束」に、深い想いがある。
お馴染みの、名和晃平の鹿を見つけました。
金氏徹平のオブジェは、積み上がったおもちゃのようで、被膜の再構築を示している。
ふう、外に出ると、公園に秋の風と秋の花。 そうして、遠くにスカイツリー。
軽くなった心とともに、木場に向かいます。