京都芸術センターのアート展、「DAZZLER」に行ってきました。
生物が身を守る擬態と迷彩が、統治の技術に組み込まれた変節を確認する試み。
それが、「DAZZLER」。 さて、その実態は。
うーん、RINGのような、謎の写真。
さりげなく広げられた、雑誌。
何かが鳴ることを待っている、プレイヤー。
演じられない、楽譜。 そこにある、聞こえない音。
疎外に対する、個別の実践の抵抗との解説を読んで、しっかり、たのしく、拝見しましょう。
五月女哲平の「満ち欠けの先に」。 微妙な変遷の先には、何があるのか。
永田康裕の「Theseus」。 モザイクのような風景が、ゆがんでいく擬態。
こちらには、飯山由貴の作品群。
「湯気、けむり、恩恵」。 抑圧された当事者の歴史を、襟を正して拝見します。
うーん、謎。
こちらの部屋には、さて何が。
べろーんと出てきた、顔。
木原結花の「行旅死亡人」に、何を見つけるのか。
主催者の林修平の、「帝國水槽」。 重いネーミングの中の、小さな生活空間。
吉田裕亮の、整然とした作品群です。
作者、がんばれ。 健康と体力、そこに寄り添う無機質なコンクリート。
テーマは、わかった? ちょっと、お腹すいてきたな。