小学校で京都国際写真祭 | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

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元・淳風小学校に、着きました。

 

ただ今、開催中の京都国際写真祭。 その関連の、公募型アートフェスティバルです。

 

 

それが、新進アーティストを支援する「KG+」。 ここでは、その代表作が紹介されます。

 

元・小学校で、教室ごとに展示されているのが、おもしろい。

 

黄郁修の、自分の部屋をさらけ出した「Hoarders」。 何となく、親しみが。

 

暗い中に、命が浮かび上がる。 中川剛志の「光の墓」です。

 

MOTOKIは、「勇魚」。

 

この、漁場の現実。 荒々しくて、勇壮で、荘厳。

 

高橋健太郎。 教室に並ぶ写真の沈黙、そこにある静寂よ。

 

では、2階に。

 

光の中の、闇。 Chan Kai Chunの「Gaze」が、今そこにある危機を写す。

 

中国の、Yingfei Liang。 「Beneatn the Scar」が、生々しい現実を見せています。

 

この部屋は、小出洋平の「夢のつづき」。 箱に納められた、震災の重い記憶。

 

これも、記憶と記録。 岸本利枝の「Touchable Future」が、過ぎた未来を語っている。

 

校庭に、秋の空。

 

おや、何だか賑やか。 かかしが呼んでいますよ。

 

ウスイチカさんの、「The Beautiful Kakashi World」。

向こうに作家、こちらに生徒。 おや、一人だけ人間が。

 

奥播磨から、かかしが参上。 ウスイさんの作品は、いつもながら賑やかです。

 

ここは、クロエ・ジャフェの部屋。 フランス人なりに捉えた、大阪は西成の印象。

 

けったいなようで、これで普通なんです。 「大阪弁」とは、おもろいタイトル。

 

3階では、子ども写真コンクール展が、展示中。

 

がやがや騒いだあとのような、気配が残る教室。 今は、しーんと。

 

帰りは、伝道院の横を通っていきましょう。