ただ今、東京。 表参道で降りて、西に向かいます。
黄色く色づいた並木がうつくしい、大学で仕事です。
気持ちのいい、キャンパスですね。
間島記念館も、秋の中。
偉人たちの歴史を拝見します。
おや、おもしろそうな展示が。
「来るべき世界 科学技術、AIと人間性」ですか。
建物の壁がすでにアート。
小林健太の「色は匂へと...」が、環境にマッチしています。
反復される無機質な言葉に、人間性が奪われそう。
ノガミカツキと渡井大己の「Monologues」。 これが、来るべき世界?
こっちには、「硬軟」の作品。 不均一なバランスが、危ういぞ。 富嶽とAIって?
壁には、ニューヨークで活動するユニット、エキソニモの「Click and Hold」。
矢印の向こうには、何が来ているのか?
食堂の入り口には、都市の日常で忘却される道具を描く、藤倉麻子の作品。
ビデオインスタレーションがさりげなく置かれて、みんなが通り過ぎるのが面白い。
わお、岡本光博の「トラロープ」ですよ。 ロームシアターで会って以来。
ふふふ、トラロープの周りはロープ。 トラの中には、ロープのコトラ。
中庭に出ると、中村洋子の「雲の声は柔らかい」。
秋の柔らかい空気の中の、柔らかいオブジェ。 次の世界の中の、柔らかい人間。
わあ、いけない、仕事だ。 こっちだったかな。