適切なサイズというのは難しい。
これだ!と思って気に入っていたはずが、突如違和感を覚え、だんだんと不快になっていくことがあって、ビックリする。
ふくらはぎの真ん中よりもすこし長いくらいの丈のパンツが好きだった。
むちむちとした脚を、まだなんとかこれなら仕方がないかというレベルにまではしてくれたし、丈の長いTシャツやチュニックとのバランスは好きな雰囲気だった。
それがあるとき突然、なんかちがうなーという気持ちになった。
洗濯に失敗して縮んだのかしら。
それともいっぱい穿いたから若干伸びた?
そんな感じで、それまでとちがうなにかがわからずに放置した。
すると、それから少し経って今度は、
いや、だめだろうこれは、と思ってしまった。
このままではとても出掛けられないと着替え直した。
それ以降、ふくらはぎの真ん中よりもすこし長いくらいの丈のパンツに惹かれることはない。気に入っていた、ベスト丈だったはずなのに。
おなじようなことが、今、バスタオルで起きている。
バスタオルが大きすぎるのだ。
ロングヘア歴が長く、背も横も大きい私が十分な拭き取り効果を得るためには、たっぷりとした布地を必要とする。かつ、身体に巻付けて安心できる大きさがなければ、もしものときに困ると思っている。
もしものときって、まあ滅多にはないのだけれど、途中で温水が水に変わって風呂場外に出なければならなくなったりだとか、脱ぎ終わってからシャンプーが切れていることを思い出して棚を漁りにいくときだとか、そんなときだ。胸から膝くらいまでをしっかりと覆ってくれるサイズが好ましい。
ゆえに、大きいサイズを探して買っていた。よくあるサイズの一つではある、大きめバスタオルだ。
それが先日、なんかいまいちだな、と思った。
なにがってわからないけれど、なんとなく気に入らない。
原因がわからないから放置した。
そしてここ数日、どうにも大きすぎるバスタオルに覚える違和感が増大している。
なにが気に入らないのだ。身体はちゃんと拭けるし、包まろうと思えばしっかり包まれる。
なにがいけないんだ?
なにが?
とにかくバスタオルが大きすぎる。
どんなに訊ねてもそれしか答えない私の心に、私はどうすればいいのだろう。
自作品をご紹介
そぞろなる小説です。よかったら読んでみてください。



















