前回のビートルズ記事で 「 A Hard Day's Night 」 について書きましたところ
「 じゃ~~ん 」 だけのイントロについてコメントして下さった方が
お二人いらっしゃいました。
それ読んでいましたら、イントロが面白いビートルズの記事もいいんじゃないかと
今回はそんな曲を集めてみました。
まずはその 「 A Hard Day's Night 」 から。
(https://www.youtube.com/watch?v=zSm0M-BbVdY)
このイントロは、長年謎に包まれていました。
演奏しようとするどのバンドも、この音が出せないのです。
多重録音はされていないのに、どうして2人のギタリストと1人のベーシストで
この音が出せるのか ?
なんと、解明されたのは 2000年に入ってから なのです。
しかも、数学者 が高度な数理解析技術を費やして
ジョージ・マーティンが演奏した5つのピアノ音を突き止めました。
ジョンとジョージは同じ Fadd9 を押さえていますが、ジョージは12弦ギター
ポールはベースで D を出しています。
最も簡単なようで複雑なイントロです。
「 I Feel Fine 」
(https://www.youtube.com/watch?v=ZFleHMgn8dg)
これは フィードバック奏法 が使われていることで有名ですね。
リハーサル時にアンプに立てかけてあった ギブソン・J-160E が
偶然起こした ハウリング がイントロに使われてしまいました。
日本武道館公演においても、ジョンはこのフィードバックを披露しています。
「 Tomorrow Never Knows 」
(https://www.youtube.com/watch?v=Ah2ckzXgrx4)
ビートルズ初の サイケデリック な曲と言われているのが
イントロから分かりますね。
これ、初めて聴いた中学生の頃に カモメ みたいな声がするから
「 カモメの曲 」 って勝手に名付けていたのですが
本当にカモメの声が使われていたのですね ^^
( 機械で作った音だと思っていました )
「 Within You Without You 」
(https://www.youtube.com/watch?v=y__Zs3e6BdA)
もうこれは、いかにこの頃のジョージがインドに傾倒していたかを
物語っているイントロですよね。
( いや、イントロだけじゃないですけど )
アルバム 『 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 』
の中で、唯一ジョージが作った曲です。
最後に聞こえる笑い声は 「 退屈な曲だろ ? 」 と皮肉を込めて
録音したらしいですね。
「 I've Just Seen a Face 」
(https://www.youtube.com/watch?v=SbKGsEK_T9g)
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このイントロは、美しく てとても好きです。
ポール、ジョン、ジョージの三人がそれぞれアコギを弾く トリプル・ギター 。
ポールもお気に入りの曲のようで、ライブではウイングス時代から
よくセトリに入っていますね。
が 。。。
4月の東京ライブではやっていないようです。
今回の記事を書くにあたって、ビートルズの曲一覧を
イントロ思い出しながら全部見てみましたら
ビートルズのイントロって 「 She Loves You 」 とか 「 Oh! Darling 」 のように
短い ものが多いのですよね。
「 Girl 」 とか 「 Happiness Is a Warm Gun 」 とかの
イントロが全く ない 曲も多い。
今回、「 Strawberry Fields Forever 」 と 「 While My Guitar Gently Weeps 」 は
入れたかったのですが、良い動画がありませんでした。
「 Back In the USSR 」 や 「 Come Together 」 も入れたい 。。。
う ~ ん、きりがありませんね ^^