ポール・マッカートニー「RAM」 そして ジョンとの確執 | オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

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        「RAM」





        





        

        1971年に発表された ポール&リンダ・マッカートニー のアルバムで

        ソロになってから2枚目のアルバムになります。

        1枚目の 「McCartney」 はソロ初ということで売れましたよ。

        全英2位、そしてアメリカの「ビルボード」誌では3週連続第1位を獲得。

        しかしそれはポールがビートルズ脱退を表明した一週間後に発売された為であり

        ポールよりも先に脱退の意思を示していたのに

        マネージャーのアラン・クラインに伏せられていたジョンにとっては

        許しがたいことでした。

        「ポールはNo.1のPRマンだ」 と皮肉り、ここから二人の確執が始まります。






        ジョンに皮肉られたポールはこのアルバム「RAM」でやり返すんですね。

        一曲目の 「Too Many People」 では

        『チャンスを掴んでいたというのに、君は自分でぶち壊した。

         折に触れては説教ばかりやりたがる』

        と、暗にジョンのことを歌い

        「3 Legs」 では3本足では動けないと、自分以外の3人に

        ビートルズを離れたら何もできないだろうと言っています。

  




        そうなるとジョンだって負けません^^

        ジョンはアルバム 「イマジン」 の中の  「How Do You Sleep?」 で

        ポールを痛烈に批判します。

        目の大きなポールは、昔から目を開いたまま寝ると皆に茶化されており

        そのことを持ち出しています。

        このレコーディングに参加していたジョージは、ビートルズ解散直前

        ポールとは一番険悪な状態でしたので、卑猥な言葉をポールに投げかけているのが

        映像に残っています。

        リンゴも同席していましたが、二人のポールに対する態度に嫌気が差して

        「ジョン、もうやめておけよ」と叫んでいます。

        この時点で3対1の状態になっていることが分かりますね。






        ポールがジョンとヨーコを表したこんな写真を出すと






        






        ジョンは負けじと「RAM」のジャケットをパロディ化した

        こんな写真をイマジンのアルバムの中に入れました。






        






        こうなると、子供のケンカ並ですね^^






        ここで話をアルバム「RAM」に戻しましょう。

        ファーストアルバムの 「McCartney」 は先ほど申し上げましたように

        売れることは売れました。

        でも、評論家達からは酷評されたんです。

        確かにインパクトのある曲が無くて、私もあまり好きではありません。

        2枚目になるこの「RAM」も、評価は低かったのです。

        同じ頃の、ジョンの 「ジョンの魂」

        ジョージの 「オール・シングス・マスト・パス」 が絶賛されましたので

        ポールとしては悔しかったことでしょう。

        でも私は大好きなアルバムでした。

        まずは 「Ram On」

        ウクレレが印象的で、どこか物悲しい感じが当時のポールと重なります。

        最後に 「Red Rose Speedway」 の 「Big Barn Bed」 が流れるところも

        面白いですね。    

        





        






        そして、ずっと私だけの隠れた名曲だと信じていた

        「Uncle Albert/Admiral Halsey」

        この記事を書くにあたって、調べてみたら
        
        アメリカ限定でシングルとしてリリースされており

        ソロとして初の全米1位になっていたそうな^^

        知らんかったぁ~

        マイナーな感じから曲調がコロコロ変わって行くところが

        ポールお見事! って思っていました。






        






        ど素人のリンダをウイングスに入れたのも

        評論家達の笑いもので、私も中学生ながら

        「ポールどうしちゃったの? 惚れた弱み?」

        などとマセたことを思っており、タンバリンを叩いているリンダを

        少々うざったく感じていましたが

        今よく聴いてみると、リンダのコーラス 

        ウイングスには無くてはならないものだと仰るウイングスファンの方々の

        気持ちが分かってきました。





        この「RAM」ですが、近年再評価されリマスター盤まで出ております。

        「60年代ロックの腐敗の極めつけ」とまで酷評した

        「ローリング・ストーン」誌は

        後に4つ星を与え、この作品を再評価しています。