今は便利ですね。

聴きたい音楽があればつべ(You Tube)で聴けてしまいます。
音楽のブログを書いてる方のところで興味を持ったアーティストが見つかると
検索して、いろいろと聴けてしまう。

便利で嬉しい反面、1曲の価値が物凄く下がっているように感じるのは
私だけでしょうか。

確か中学2年生の頃

愛読書のミュージックライフの新アルバムコーナーを見ると
パープルの「Burn」とスージー・クアトロの「Quatro」が
同時期に発売されていました。


当時のお小遣いなんて3000円くらいだったでしょうか。
LPを買うとあとは漫画雑誌が買えるくらいしか残りません。
どちらを買うか・・・

何日悩んだのかなぁ。
今でも、あのミュージックライフのあのページ
頭にそのまま映像として焼き付いています^^

結局スージー・クアトロを買ってしまいました。
丁度パープルの方は好きだったイアン・ギランが辞めて
デイヴィッド・カヴァデールになってからの初アルバムだったので
それも決め手になったのかなぁ。

当時はレンタルも無く、試聴することも出来なかったので
中学生がLPを買うときは、ある意味カケでしたね。
どんな曲が入っているのだろう。


真新しいレコードに針を落とし、1曲目が始まるまでの
ジリジリという針の音。
( 私はプリンセスプリンセスの「DIAMONDS」

♪ 針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ
というところを聴くと、いつも中学時代にタイムスリップしてました)
おお~ 始まったぁ~ 新しい曲だぁ~
という感動。

A面を聴き終えて、「おっ当たりだった!」ならいいんですけど
「う~ん・・・」って場合も。

何回も、何回も聴き込んでいるうちに
じわじわと良さが分かってくるアルバムもありましたね。
1枚のアルバムで、どれくらい楽しめたことか。

私がビートルズの中で一番好きな「ホワイトアルバム」は
歌詞カードが1枚のポスターになっていました。
ですからジャケットの中に入るには、いくつかに折りたたまれていたんですね。
曲を聴きながら、歌詞カードを見て一緒に歌う。

歌う為に歌詞カードをあちこちに折り曲げ直しているうちに
いつしかちぎれて、バラバラになってしまいました。

バラバラの歌詞カード入りの「ホワイトアルバム」は
今でも手元にあります。

スージー・クアトロもウイングスもそしてチューリップも。
場所を取って邪魔だということは充分分かっているのですが
引っ越すときでも捨てられなかった
私の宝物なんです。

つべで様々なジャンルの曲を聴くことができる今の子達は
それはそれで幸せでしょう。

アルバム丸々1枚分、ライヴ1ステージ分聴けるアーティストもいます。
それでも、たった1枚のアルバムを買うのに迷って悩んだ
そんな経験ができた私達も
幸せな時間を過ごすことができたなとしみじみ思いますね。

