さて、3月に入りました。東北地方も信じられないほどの暖冬で、全く雪がありません。個人的には雪かきせずに、老骨に鞭を打たず有難いのですが、地球にとっては如何なものなのか・・・。
だいぶ更新をしていないのですが、今回もチリワインです。ふらりと立ち寄った
ディスカントショップにて650円くらいで売っていました。
今回は、チリの有名なワイナリーのコンチャイトロ(その凄さは全く分からないのですが)の「カルメネール」なる品種を使用した赤ワインです。
カルメネールを調べてみると、もともとはフランス・ボルドー地方の生まれらしいですが、太陽が大好きらしく、日照量の多いチリで大成功したとのこと。
味は自然な甘みがほのかに感じ、フルーティでやさしい味わいとのこと。コクはあるが、渋みは少ないので渋みが苦手な方でもOKらしい。
いつもの
PATENT BALL POURER 2 にて簡易デキャンタをしてテイスティング・・・・
むむ・・・なんか微妙。こういった品種です!と云われればそれまでなのですが、果実味についてはあんまり好きじゃない果実味です。酸味は、ほとんど感じず。ほのかにタンニンが後味として広がってきます。私が重視する。舌を通る際の滑らかさという点では皆無で、あっさりとスルーしていきます。
とにかく飲みやすさ重視の愛妻は、
「あ!おいしい。飲みやすいけで、薄い感じ(水っぽい)がする。でも、最近はフランスワインよりチリのほうが美味しく感じる」という感想。一口しか飲まないくせに((>д<))
しか~し!!!
若干余しぎみに、しばらく放置し、子供たちを寝かしつけて、カマンベールチーズを一口食べた後に、ワイングラスに
口をつけてみると・・・
・・・ん?コクがジワ~りと感じるではないですか。飲みやすい中に果実味の円やかさが♪そこからは普通に美味しく
頂けました。そうなると、いつもやっている簡易デキャンタの意味ってあるの?それともチーズとの相性??う~ん迷ってしみます。さて、評価ですが、
★★★☆☆
第一印象では2ツ★かな・・と感じていたのですが、後半のあの変化を考えると十分星3個です。
また、ワインの奥深さを感じた1本でした(安物ですが)