196 やられた! | 無無明録

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書を読むは、酒を飲むがごとし 至味は会意にあり

またも拾い物のネタでお口汚しを。ワシもこういうのがやってみたいんだが、相方がいなくて残念。


学生の頃、渋谷のこじゃれたカフェでバイトしてた頃・・・
2人のオヤジがやってきました。
オヤジ1 「ここはなかなか美味しいんだよ、これなんかいいですよ。」
オヤジ2 「ほー、じゃ、俺はこれにしようかな。」

そういうと、オヤジ2はメニューを指差しながらはっきりとこう言った。
『トマトとジルバのスパゲティ』

その瞬間、俺の脳裏には、トマトと麺が踊り狂ってる様が浮かんだ。
(マズイ、ここはこらえろ、笑っちゃイカン!!)
などと思っていると、間髪入れずにオヤジ1が
「じゃ、俺はこの『ペロロンチーノ』」

もう限界、っていうか完敗。
そのあまりにマヌケな響きに、俺は注文の確認もせずにそそくさと逃げるように
その席を後にした。
オヤジギャグも困るが、素でボケられても困る。



「ペロロンチーノ」・・・てか、絶妙すぎる。やられた!ワシ、個人プレーではいろいろやるけど、あまり受けたことがない。コンビだな。相方を見つけないと。ワシはもっと精進しなければならないと痛切に反省させられた。ワシ、一から出直します。