蓮の五徳 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 
 
 
 
仏教の経典やキリスト教の聖書には生きるヒントが
様々なたとえ話や比喩の形でちりばめられています。
 

 

阿弥陀経(あみだきょう)というお経に

<池の中に蓮華あり、大きさ車輪の如し・・・と

書かれています。

 

仏教のシンボルの蓮には、
五つの徳が備わっているのだそう。

この五つの特徴を私達が持てば、
極楽に生まれることができると言われています。

 

 

 

1. 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)

 

蓮は泥の中で育つけれども

その泥に染まることなく、綺麗な花を咲かせます。

私達もどのような厳しい環境にいたとしても、
心の中は清浄に保てるということを表しています。

 

 

2. 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)

 

蓮の花は、一つの茎に一つの花を咲かせる

あなたは唯一無二の存在です。

あなたの代わりはいません。

 

あなたがあなたの人生の主人公なのです。

 

 

3. 花果同時の徳(かかどうじのとく)

 

 蓮の花が開くと同時に実が花の中心部にできている

生まれた時から、すでに誰にでも清らかで美しい心が備わっています。
きちんと磨きましょう。

 

 

4. 一花多果の徳(いっかたかのとく)

 蓮の花は一つの花にたくさんの実をつける


お釈迦様もご自身が悟りを開かれた後、
生涯、その悟りを人々に伝え歩きました。

 

自分の悟り(開花)が沢山の人を幸せにします。

 

 

5. 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)

 

蓮の茎は外は硬いが、中は空洞です。
その茎が太陽に向かって一直線に伸びます。 

 

「私が、私が」という我を空にして、
しっかりと悟り(太陽)へ向かう努力をしましょう。