のんびりしてる子供にイライラしてしまう人 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

働き者で朝早くから

忙しく家事に動き回っている母親がいます。

そんな時、

子供がゆっくり朝食をしているのを見ると

「なんでさっさと食べないの!」と

イライラしてきます。

 

 

 

 

それでつい叱ったり、お前はノロマだ、

などとなじったりせずにはいられなくなる、

ということは少なくありません。

 

 

これは投影という

自分の内面の否定したい部分を子どもに見てしまい

必要以上に怒ってしまう投影と呼ばれる現象で

ついには虐待までエスカレートすることも

よくあること。

 

 

 

そんな母親が

子どもに怒るのは良くない、と

無理に我慢しても長続きはしません。

 

 

 

でもここで

「実は私こそがゆっくり、のんびりしたかったのだ」

と気づき、

子供に投影している

自分が抑圧して見ないようにしている欲求を

自分に引き戻すことができたなら、

その時、

子どものゆっくりペースも認められて

自然にイライラしなくなります。

 

 

また「私は働き者である」などという闇雲に「頑張る」

だけの価値観も緩んでくるので、

疲れたらゆっくり休むことが

余裕でできるようになるでしょう。

 

 

仕事をしているお母さんであれば

仕事をしている動機を改めて確かめて

みるといいかもしれません

 

 

人と人との関わりの背景には

通常の意識=表層意識ではわからない

無意識的な心理=深層意識が、知らぬ間に働いています。

 

 

自分が気づいていない

自分から隠されている深層心理を

理解するためにおすすめなのが

「投影」「鏡の法則」という考え方。

 

 

人間関係で問題となる深層心理のメカニズムは、

この「投影」という考え方を理解できれば、

その大半を解決することができる、

といっても過言ではないくらいです。

 

 

この「投影」は

フロイトの後継者でもある娘のアンナ・フロイトがまとめた

自我が自分のあり方(アイデンティティ)を守るために、

心の自然な動きや事実をデフォルメ(自分の都合の良いようにねじ曲げる)

して思い込んでみたり、行動したりする

無意識的な働きのこと 。

 

 

 

ここには

ただの机上の知識ではなく

一般的な人間関係の問題解決に役立つような

素晴らしい卓見がある

人の心の動きをみごとにとらえている

「心理規制」の代表格といえる考え方です。