幸せになりたくて・・・セカンドバースカウンセリングのご感想 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

 

以前にもご紹介したことのある

セカンドバースカウンセリングを受けていただいた方から

いただいた ご感想です。

カウンセリングを受けようか、迷っている方の

参考になれば、と再掲載いたしました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

この1年間 本当にありがとうございました。

 

 

これまで長いメールをお送りしたり

電話サポートで私の長い話をたくさん聞いていただき

不安定な時期も 支えていただきました。

 

 

そして

今回の感想も長くなりますが、

きっと最後だと思いますので読んでいただけるとうれしいです(笑)。

 

 

私と夫が

つい先日 結婚10年目の記念日のお祝いをできたのが奇跡のように思えます。

 

 

お互いがパートナーであってよかった、とお互いに確認し合い、

この子が娘に生まれてきてくれて 本当によかった と

笑顔で話せること自体 自分自身がとても驚いています。

 

 

 

なぜなら、

夫とは別れたいけど子どもがいるから別れられない、と思ったのが

ちょうど1年前、カウンセリングをはじめたきっかけだったからです。

 

 

 

私は 最初、夫がどれだけひどい人か証明しよう、

どれだけ子どものかんしゃくに苦労しているかわかってもらおう、

という気持ちで村中さんにお会いしました。

 

 

 

ですが 初回からショッキングでした。

 

 

いろいろ質問に答えたあとに夫婦関係では

「あなたはだんなさんのことを

まだ何も知らないかもしれませんよ」と言われ、

 

 

子育てにおいては

「まるで3歳の娘さんと 同じではありませんか?」

(当時の娘の年齢と同じ)と言われて憤慨し、

 

帰路につくとき

「もう2回目はないな」と思ったのを覚えています。

まさか私に非があるとでも!!? 

そう思っていました。

 

 

3歳児の母親に育てられている

3歳の娘はかわいそうなのでしょうか?と

躍起になって村中さんにたたみかけると、

「あなたはどう思いますか?」と聞かれました。

 

 

言葉に詰まりました。

私の質問に質問で返され、

しばらくは悶々とする日々が続きました。

 

 

そしてある日

「それがそのときの私が知っている唯一の子育ての仕方だったので

かわいそうとかかわいそうじゃないとかいう問題ではない!

このままでは娘も将来私と同じ問題を抱えてしまう。

違う育児の仕方を学ばなければならない」と確信し、

2回目のセッションをうけることを決めました。

 

 

 

私たち夫婦は 日常的に

娘があかちゃんのころから娘の前で夫婦喧嘩をしていました。

そして、

その状況は 娘が1歳、2歳の時も 続いてました。

 

 

娘にはどうせわかるはずがないだろう、

とたかをくくっていました。

 

 

 

2歳をすぎて娘が話せるようになると

「ママはパパが嫌いなの?」

と聞いてくるようになりました。

 

 

 

そして3歳のとき、

ついに私は親としてしてはいけない行動を

とってしまいました。

 

 

これが

村中さんのカウンセリングを

受けることになった直接のきっかけです。

 

 

夫と大喧嘩をし、娘がいる前で

夫をこきおろし、「ママは出て行くからね!」

と娘に宣言をし、ドアを開けて出て行ったのです。

 

 

「ママ!」「ママ!」と

泣き叫ぶ娘の声がマンションの廊下に響き渡りました。

 

 

それからしばらくして家に戻ると

泣き疲れた娘がときどきしゃくりあげながら夫の側で寝ていました。

 

 

私たち夫婦はお互いをののしり合い 

お互いの悪口を娘の前で言い合ってきました。

今ではとても後悔しています。

 

 

あかちゃんは大人のようにしゃべることができなくても、

なんとなく親が話している内容やトーンが 

わかっていることを知らずにいました。

 

 

 

それはきっと、大人が第2外国語を習い始めたとき、

自分の言葉で自分の考えを表現するほどの語彙はまだないけれども、

周りの人がしゃべっている内容は理解できる、

あかちゃんや乳幼児はそういう状態だということを

当時は理解していませんでた。

 

 

愚かでした。

カウンセリングでは目からうろこな発見がたくさんありました。

 

 

私(たち夫婦)は未消化な感情を持っていたり

偽物の誰かの感情を引き受けたまま大人になったことで

偽物の自分のニーズを

目の前のパートナーに解消してもらおうとしていたこと、

子どもが生まれると パパはこういう人だから悪い、

あるいはママはこうだからだめなんだ、

と私たち夫婦は 

子どもを自分たちの正当化のはけ口にしていたのです。

 

 

 

子どもは 

自分がママとパパの半分ずつでできていることを本能で知っている、

そして、

片方の親がもう片方の親を否定すると 

子どもは自分を100%好きになれないということを学びました。

 

 

ということは、両方の親がお互いを否定したらどうなるか・・・・

今思うとぞっとしました。

 

 

ようするに、

私は大人のくせに無力な子どもに

私自身の問題を解決させようとしていたのです。

 

 

まさに私は「3歳児だ・・・」と腑に落ちるのに

そう時間はかかりませんでした。

 

 

そしてそれはまさに

私の母が私にしていたことだと気づき、

次にわいてきた感情は母に対する憎悪でした。

 

 

 

思い出したくない なかったことにしていた

子どものころのエピソードがどんどん思い出され、

非常に不愉快で苦しい毎日が続きました。

 

 

 

「千と千尋の神隠し」って観たことありますでしょうか? 

ヘドロをがーっと吐き出す神様がでてくるのですが、

あんなかんじでした。

 

 

2週間くらいかけてひとしきりネガティブなエピソードを

出し切ってヘロヘロになったころ、

イライラしたり勝手に涙が出てきたりという

不安定な時期がきた時

電話で何度かサポートしていただきました。

 

 

次のセッションで、

 

 

私は幼いころ母に傷つくことを言われたり されたりしても、

そのとき感じた感情を認識することも 出すこともできずに 

トラウマ化し未消化なまま腹にためこんでいたこと、

それがヘドロ神のように吐き出してしまう

トラウマを癒す時期に来ていたんだとわかりました。

 

 

エピソードと感情は きちんとつながることで初めて

つらかった出来事が成仏できる とおっしゃられて腑に落ちました。

(すみません、成仏という言い方ではなかった 

と思うのですがそれに似た意味だったと記憶しています)

※ 成仏・・・記憶が完了し記憶が忘却の彼方へと消えていくこと。

 

 

そして・・・・

1年前まで

私は 娘が癇癪を起こしたとき、

癇癪をやめさせることだけに集中してきました。

 

 

 

 

娘が「ママ、ヤダ!」を連発するとき、

うるさい!と怒鳴っていました。

 

 

 

抱っこできないときに抱っこをせがまれるたび 

怒鳴ったり無視してほって置いたり 

ため息をついていました。

 

 

 

子供が抱っこをせがみ甘えたがるときというのは 

子供の心の力が少なくなり

不安で安心したいからだ、と知りませんでした。

 

 

 

自分は

さんざん怒りを爆発させているにもかかわらず

身の回りの人が

感じたり表したりするネガティブな感情は

悪いモノ、悪いこと、悪い人として 感じる相手を否定し

受け入れず拒否していました。

 

 

 

娘は娘自身のフラストレーション、を表現していただけ。

 

 

 

ママにネガティブな気持ちを知っていてほしかった、

だけなのにママには迷惑な顔をされ、

そんなママだと助けてもらえない!、

と言いたかったのだと今では思います。

 

 

 

村中さんとは

娘の自我が出始めた18ヶ月くらいのときまでに

知りたかったなと思います。

 

 

 

当時の自分の育児を振り返るとぞっとします。

 

 

 

ですが、

そのときの私は育児をいい加減にしていたつもりはなく 

さぼっていたわけではなくむしろ真剣でした。

 

 

 

様々な子育て本やセミナーを受けていたにもかかわらず

本当に必要な大切な知っておくべきことを

「知らないこと」が多すぎたため、

当時の自分が知ってる範囲のことで精一杯やっていただけなのです。

 

 

それはきっと、私の母や祖母がそうだったように・・・。

 

 

そのことが本当にわかったのが

後半の個人セッションで

Family Treeを取り上げるカウンセリング、

セカンドバースワークを受けてからでした。 

 

 

 

両親や祖父母の一人ひとりが育った家庭で

何が起こっていたか

どういう状況に生きた人だったか(知ることのできる範囲で)

ワークの中で事実を

掘り起こす作業をしてみると意外なことに気づきました。

 

 

 

 

私自身のFamily Tree、と夫のFamily Treeが

丁度 鏡の両面開きのように対照的だったのです。

 

 

 

 

夫と私は 2人の家庭環境もまるでそっくりでした。

そして抱えている問題・苦手な感情も

そっくり同じです。

 

 

 

 

つまり

共に同じ問題を乗り越えるために 

なるべくしてパートナーになっていた。。。。

とも思えます。

 

 

 

そして、

このワークで気づいたもう一つ大切なことは

母や父、そして母を育ててくれた祖母、祖祖母、全員が

その時代に

その時できる範囲で精一杯生きて子どもを産み

育てていたのだということがストンと胸に落ちました。

 

 

 

 

このFamily Treeが表す事実を読み解くと

両親をはじめとする すべての人の難しい背景に気づきます。

 

 

 

 

もしも 1人でもいなかったら 

今の私はいない、そして夫もいない、そして可愛い娘も、

と気がついたのです。

 

 

 

 

それぞれが

それぞれの運命を生きる中で

喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、悩み、苦労、

幸せを抱えていたから

その時々に最もふさわしいパートナーと出会い、

子どもが生まれ、私たちがいる。

 

 

 

そして

私たちがいるから

私たちの愛する子どもがいる、

ということが腑に落ちたときには 

ヘドロのような感情がすべて消えていました。

 

 

あんなに憎かった母に

今は感謝しかありません。

 

 

 

「たいへんだったのに私を育ててくれてありがとう、

いろいろぶつかりながらも それを乗り越え 家族を守ってくれてありがとう」と

素直に心からそう思えるのです。

 

 

 

 

今はむしろ 

どんなエピソードがありどんなことをされたかなんて

覚えていません。

 

 

 

 

思い出そうとしてもおぼろげで思い出した部分があっても

それは白黒写真のように無機質な

ただの記憶でありそこにはつらい感情はないのです。

 

 

 

 

そして

「そんなことがあったからといってだからなんだっていうの?」と

もう1人の自分が突っ込みをいれているのが わかります(笑)。

 

 

 

本当に 心が軽くなりました。

 

 

 

このカウンセリングを通じて、

遺伝とは姿形だけでなく、

私たちのご先祖さまが強く強く心で感じ脳に刻まれた思いや経験も

DNAの情報を通して子孫に継承されているのかもしれない、

ということも悟りました。

 

 

 

 

(実際はどうかよくわかりませんが

私はそう理解するようになり腑に落ちました)

 

 

 

よく親子は似るといいますが それは多分

こういうことなのかなと思うようになりました。

 

 

 

私が感じたこと、経験したこと、は娘にも受け継がれている、と思うと

自分の脳は自分のものであって自分だけのものではないのかもしれない、

と思ったりしています(笑)

 

 

 

 

娘の人生は

これから楽しいことも辛いことも経験するだろうけど、

 

ポジティブな感情も

ネガティブな感情も自分の中に存在する大切な感情であり、

そういった豊かな感情の層があることを

誇りに思ってほしいと思います。

 

 

 

ネガティブな感情は

認識した上で消化して乗り越えて強さに変えられるのだから、

ネガティブな感情を恐れずに

いろいろなことにチャレンジしてほしい、

という気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

今では

あんなに苦しかった

娘のフラストレーションを感じてそれを私に伝えてくれた時にも

 

穏やかで温かい気持ちで

「悲しいね」「悔しいね」と感情を言葉にしてあげられ、

共感、理解してあげられるようになり

親子共に穏やかになりました。

 

 

 

これが親にできることなんだ、と実感しています。

 

 

 

 

過去は過去、

なので悔んだり、自分を責めたりしてうなだれているのではなく

これからどうすればいいかが 

具体的にわかるようになったことが

大きな自信になりました。

 

 

 

これまでを振り返ると、

 

私がたたみかけるように

村中さんに話すとき、自分の正しさを証明しようと

躍起になったいたんだとわかります。

 

 

 

論理武装し自分を守ってることにも気がつきました。

 

 

 

自分の何を守りたかったのだろう?

 

 

 

怒りのスイッチが自分の中にたくさんありましたが、

カウンセリングの回数を重ねるたび

そのスイッチがひとつひとつ「解除」されていくのがわかりました。

 

 

 

 

これまでの人生、

「他人の感情のゴミ」を拾っている自分にも気づきました。

パートナーが機嫌が悪くて、悪態をつくとき、

彼の暴言は「彼が出したゴミ」です。

私が拾う必要はありませんでした。

これを拾った瞬間に

夫の投影した偽物の私が反応してるんだ、と

今は

「私にあてた言葉ではない」とわかるようになりました。

 

 

 

 

そして、

今では暴言自体減り、

ときどきでてくるときは時間をおいてから伝えます。

 

 

 

これは 私にも当てはまることでした。

 

 

 

自分の不機嫌の原因を

一番近くにいる自分にとって最も安全な人にぶつけ、

その人のせいにすることで

問題をすりかえていた自分にも気がつきました。

 

 

 

 

相手を非難するとき、自分をへ理屈や論理でまとった安全な(錯覚)箱の中に入り

その狭い箱の中から他人を攻撃していることにも気づきました。

 

 

 

カウンセリングを卒業しても

問題はでてこないともかぎりませんが、

自分で自分の感情の面倒を見られるようになったことで

問題の対処の仕方が変わり、職場でのストレスも激減しています。

 

 

 

 

喜怒哀楽って大切なんですね。

 

 

 

カウンセリングを受けるまでは

私たち夫婦は「喜」と「怒」だけで生きていたような気がします。

 

 

 

 

喜怒哀楽、さらにその中間のたくさんの感情が

自分の中に存在していたことを

確認、肯定することで、

他人の中のそういう感情もわかることができるようになったと思います。

 

 

 

村中さんは

理論や理屈で説得するのではなく

どんな問題を抱えた人にも

その人をがちがちにしている鎧を分解して

相談者が

自分で自分の問題と向き合うしかなくなり

自分で問題を解決して行くようになる、

というすごい力をお持ちであると思いました。

 

 

 

 

セッションでは

相談者(私)の悩みに

全身全霊で本気で向き合ってくださり、

スピリットとスピリットのぶつかり合いに感じたことすらあります。

 

 

 

 

お仕事とはいえ本当に尊敬します。

 

 

 

 

心理学の知識、手法だけでなく、

相談者を縛っている正体を本気で見つけてくれようとしてくださる

真剣勝負なパワーを毎回感じました。

 

 

 

 

いろいろ振り返っていまして

こんなに真剣に考えてくださる方は

初めてだなあと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

これまで本当にありがとうございました。

素敵なご縁をくれた友人にも感謝です。

 

 

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Kさん、ありがとうございました。