あなたは 子どもたちに どんな人生を歩んでほしいですか? 完結編 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

あなたは 子どもたちに どんな人生を歩んでほしいですか? 2の続き

 

 


例えば
失敗することがあっても
嫌なことが起こっても
何が起こっても それでも あきらめないで、

嫌だなと感じる結果になっても逃げ出さないで
考え続けたり、学び続けたり、工夫したり努力を続けることで
自分は何とかなる、自分には何とかすることができる
上手くいくに違いない、と
自分を信じることで 困難を乗り越える心の能力を
レジリエンスと言います。

 

活き活きと生きるために
人生を楽しむためにはレジリエンスが重要な要素です。ー⑤


では、このレジリエンスはどのように作られるのでしょうか。

 

自分は何とかなる、上手くいくに違いない、と思えるのを楽観性。ー④

 

自分にはできると思えるのを自己効力感といい、ー③

失敗することがあっても、嫌なことが起こっても
例え失敗したとしても自分は大切で価値があると信じられる気持を
自尊感情や自己肯定感と言います。ー②


そして
この自尊感情や自己肯定感を築くための土台が
自分の欲求を表す感覚や感情を大切に扱われた体験の積み重ねにより
感情や感覚への信頼や健全な自己愛が築かれます。ー①

 

①の感情や感覚への信頼や健全な自己愛が築かれると、
②の自尊感情や自己肯定感が築かれます。

②の自尊感情や自己肯定感が築かれ

自尊感情や自己肯定感を基につまずいたりしながら成功体験を重ねると、

③の自己効力感が築かれ、
③自己効力感を基につまずいたりしながら成功体験を重ねると

④の楽観性が築かれます。

④楽観性が築かれると⑤レジリエンスが築かれるのです。

 


例え 失敗することがあっても
嫌なことが起こっても
何が起こっても それでも あきらめないで、逃げ出さないで
考え続けたり、学び続けたり、工夫したり努力を続けることで
自分は何とかなる、自分には何とかすることができる
上手くいくに違いない、と
自分を信じることで 困難を乗り越える心の力

つまり

自分も人も幸せにする心の能力がレジリエンス。

 

 

能力は伸ばすことができます。

 

 

あなたは
子どもが失敗した時や悩んでいるときや、ただ話を聞いて欲しいとき、
子どもの話をさえぎって、親の感情や解釈、価値観で
意見やアドバイスしたり決めつけたりしていませんか?

 

親が子どもの話を聞いて
「だから言ったでしょ!いうことを聞かないからよ!」
「そんなふうになるのは、あなたがしっかりしないからよ」とか
「もっとあなたが○○しなければだめなのよ」
「そんなこと大したことない!大丈夫!」と、
自分の価値観ややり方を押し付け
子どもをジャッジし裁いたり、決めつけられてしまうと、
子どもが
一番味方になって欲しいお母さんに味方になってもらえず心が傷つきます。


そのようなときに、
自分を受け止めてもらえない不安から、
子供は自分の感じている感情や感覚をいけないものであるかのように感じ
自分から届く自分の感じている感情や感覚を信じられず心が不安定になります。

 


子供さんの不登校の相談で
子供が友達関係で悩んでいるのを聞いた時
「あなたに原因がある。だから仲間はずれにされるのよ」と
子どもを裁いてしまったそうです。
その日から、娘さんは学校に行けなくなってしまいました。


子供の不登校の相談で

来ていたのですが
相談を重ねるうちに
これまで子どもの感情や感覚をわかっていなかったこと、
寄り添えていなかったという自分自身の問題に気づきました。

 

子供の気持ちに寄り添えない、というよりも
子供の本当の気持ちがわからない、
実は 自分自身の本当の気持ちがわからなかった。

 

お母さん自身が

育った家庭で 感情や感覚に寄り添ってもらえなかっただけでなく
すぐに爆発する感情的なお父さんに苦しんでいたお母さんの存在があり
「お母さんがかわいそう」「私がお母さんを助けよう」と思ったことを
思い出しました。

 


「いくつかのワークを受けるに従って
私は毎日毎日、子どもに対して随分
酷いことをしたり、言ってきたことにきづきました。


私にとっての子育ては辛くて苦しいだけの修行のようなものでした。

あまりの辛さに
子育てのやり方を学ぶために、
今まで沢山の様々な子育てに関する勉強会やセミナー、講座を
受けて、「やり方や言い方考え方を学んでその通りにやっていたつもり」でした。

 

でも 本当には子供の気持ちを少しもわかっていなかったと
今はわかります。

今は子供の気持ちが手に取るように分かり
悲しんでいる時には「悲しいね」と自然に言葉が出ます。

悔しがっている時には自然に「それは悔しかったね」と
考えなくとも自然に言葉が出てきます。


教えてもらったことをただやる、のではなく
自然に愛おしく感じる時、不安がってると感じた時には
自然に子供を抱きしめている自分にびっくりしました。

そして驚いたことに 腕の中の子供が

だんだん元気になっていくのがわかりました。
半年ほどの不登校の後
今は保健室登校ができるまでに回復しました。
子供が自信を取り戻していくことで
私自身、母親としての自信が出てきました。」


親が
ついつい子どもが話し終わる前に、口をはさんでしまったり、
すぐに意見を言ってしまうのには 親自身の未解決の問題が
影響していることが多くあります。

子供のネガティブな感情や失敗の体験などが
自分自身の痛みを刺激し、親自身が大きな不安を抱えるからなのですが
こうなると子どもに安心感は与えられず、
親子の信頼関係を築くことは難しくなり
子どもはつらいことがあっても、
聞いて欲しいことがあっても、だんだん親に話をしなくなり、
親に心を開かなくなり

もし子どもに何かあっても、親は気づいてあげることができなくなります。

 

 

子どもは、
お母さんに、ただ感じたことを聞いてもらうことで、
「わたし(ぼく)のことを分かってくれている、受け入れてもらえている」
と感じ安心して、心は安定します。

子供の味方でいる、というのは
どんな種類の感情や感覚も
どんな量の感情や感覚も
感じること、感じる間中 安心して抱えるのを
側で支える存在でいる、ということです。


子どもの自己肯定感を育てるには、
お母さん自身が安心している状態で
子供の話を「聞ける」ことがとても大切。


親が、感情的になってしまうとき、
ついつい自分の言葉を正しいと正当化し説得しようとするとき、
子どもに言い聞かせようとしたくなるとき、
それは親の問題が表面化しています。

(危険を回避させるときを除く)

 

親自身が自分の感情を受け入れられていないとき、
無意識に
自分がネガティブな感情を感じたり
誰かがネガティブな感情を感じてるのを見るのを恐れている時
子どもの感情をそのまま受け止めたり認めることは難しく
早く止めさせようとしたり、大したことは無いと否認しようとします。


こうして
親が避けている感情に関して子供たちは自分と切り離し(解離)
なかったことにする経験が重なり
段々と自分の感情を感じることができなくなっていきます。


子どもたちは 心が安定しているところでは
自由にのびのびと自分自身の能力を発揮することができます。


子どもの心が安定し、成長し、自分を幸せにし
自分を充実させると 成功者の多くがそうであるように
人は皆 必ず 人の役に立ちたくなります。

 

子どもの心が安定し、成長し、自分を幸せにしようとする行動を支え
意欲的な気持ちを高めていくには、大人であり親である私たちが、
どんなときも自分を愛する気持ちが持て、自分を裏切らず、
本当の自分を生きているかが 非常に重要なのです。

 

 

 

2017年 第一回目の子育てセミナー

 

自尊感情や自己肯定感の土台となる

感情や感覚への信頼や健全な自己愛を育むために。。。


1月10日 9:30-11:30

長野県諏訪市 諏訪大社本宮近く やまさや

第一回目の子育てセミナーが行われます。

 

 

このセミナーは 柏木真琴さんの デビューセミナー。

テーマは
子育ての心理学 ベーシック1【幸せな子供の育て方】

 

もちろん、オブザーバーとして私も参加いたします。

ランチタイムのワンポイントカウンセリングあり。


参加のお申込みやご質問は

こちらまで
https://www.facebook.com/maco.kashiwagi