自分を幸せにする源

子供の頃には

誰かに習うまでもなく

自然に幸せや満足感を感じる資質が発揮されていることが

多くあります。

丁度良さを見つける過程にいる子供達の
自分を幸せにする才能は
極端に発揮されがちです。

そのため

協調性がない、

落ち着きがない、などと

大人から評価をされることもありますが

これらの評価の対象になっている行動には

その子供特有の

自分を幸せに導く才能が発揮されていることが

少なくありません。

相談の場面では

その方独特の自分を幸せにするための才能について話を伺う時

大抵 決まってネガティブな感情を持っている印象を受け取ります。

長い間

人生に何もいいことがない

生きていても楽しいことなど一つもない、といった

悩みや問題を抱えている人の場合

せっかく持って生まれた

自分を幸せにするための才能が

ネガティブな評価や批判にさらされたことで

封印されてしまっているのが

見つかります。

だけでなく

子供の頃に

才能が発揮された場面に

大きな心の傷が見つかることもよくあります。

例えば 

目立ちたい

よく思われたい、という傾向が

子供の頃に不足した承認欲求からの衝動であるか
の様な評価や
かまってちゃん、などの様に言われたりしますが

ある程度

心の問題を解決した後であれば

これらの願望が

優れた人と評価され 注目され

賞賛されるに相応しくなるのに

自分を成長向上させるため

切磋琢磨する大きなモチベーションになり

優れた人として注目されるために

惜しみない努力のできる人になります。




あるいは
やり慣れた作業がを完了する時間が
他の人と比べて 多くかかるけれど
仕事の質、クオリティーが高い、という
担った役割に対する責任の果たし方や完成度に
こだわる活動が幸せの源だったりもします。

子供時代というのは

生まれ持った身体、

身体の機能、

あらゆる才能を

ドンドン使うことで

丁度良いボリュームを見つけるための

試行錯誤の機会といえます。

できることなら

周りの大人達は

安易な決めつけや評価をするなど

恐れや不安など自らの
未完了な問題を子供に投影させることなく

ある程度の安全や社会のルールを

根気強く示しながら

子供達が

自分を幸せにする才能の丁度良い使い方を

見つけられる様温かく見守って欲しいと思います。

本当の自分を
知ろうとすることなく
理解しないまま
好きなことだけ やり
面白いことだけ やり
やりたくないことを全て止め
やりたいことを何でもかんでもやれば
人生が上手く行く、などということは
あり得ません。

もしも今

自分の人生に何もいいことがない

生きていても楽しいことなど一つもない、といった

悩みや問題を抱えているのなら

大切な生きる時間を 大切に生きるため
自分を知るために

一度 カウンセリングを受けても

いいのかもしれません。

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