心とからだが健全に育っている証でもある【子どもの特徴】 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。




心に不調を抱える子供達に見つかる特徴の多くが 
長期間 心に不調を抱える大人たちの特徴と一致しています。


今、子どもの世界で何が起こっているのでしょうか。。。

心に不調を抱える子供達に多く見つかる特徴が 
長期間心に不調を抱える大人たちの特徴と一致しているのは
けっして偶然ではありません。


「赤ちゃんが嫌い、子どもが苦手」と言う人がいます。

赤ん坊が寄っていくと慌てて逃げ出す子どももいます。


お話を聞くと、
赤ん坊はところかまわず大声で泣くし、
よだれをたらして汚いし、何をするか分からないからといいます。


ですが 赤ん坊という成長段階とは そういうもの。


今、その赤ん坊の自然な姿に嫌悪感を覚えたり、
嫌がる感性が大人や子ども達の中、社会にも
広がっている気がします。


そのような感性の人の子供のころや子ども達の多くは
おとなしくて大人の言うことを良く聞く良い子達。


現代の社会、また様々な施設や 子どもたちの遊び場である公園までが
静かにして、きれいにして、大人しくしていることを前提に作られていて
それに合わせて子ども達も変わるべきだ
と考えているように感じます。


最近の公園では 元気に遊んでいるはずの子どもたちが 
ベンチで 静かに、きれいに、大人しく
ゲーム機で遊んでいる姿が多数見られます。


それは公共施設や公園、 学校だけでなく 
癒やされたり回復する場所と成るべき家庭でも
静かにしていること、きれいにしていること、言うことを聞く
ことが「当たり前」のこととして子ども達は 求められています。


なぜ 子どもの時期の子ども達は「うるさく」「汚く」
「言うことを聞かない」のでしょう。

これは ただその子ども達のわがままなのでしょうか。


脳機能的に発達の途上にある子ども達の特徴というのは

・喜怒哀楽がはっきりし 感情的
・活動的でじっとしない
・自己中心的
・後先のことを考えず興味本位で動く
・好奇心旺盛で 関心が移り変わりやすい
・群れて遊びたがる

この時期特有の このような特徴は、
大人の感性から見ると
「うるさい」「汚い」「言うことを聞かない」ように感じます。


ですが実は 
大人には嫌われるこれらの子どもの特徴こそが心理学的にも 脳機能的にも
人としての健全な発達に きわめて重大な意味を持っています。


例えば
思いっきり汚れるような活動、うるさいほどの興奮
言うことを聞けないほどの衝動こそが
健全な子どもの心とからだを育てます。



後先を考えない行動が、様々な発見を促します。


自己中心的な活動が自己を形成し、
群れて遊ぶことで
その自己と他人がどう関わったら良いのかを学んでいます。


最近 心の不調を抱える子供の数が急増しているのは
何故でしょう。


大人しく、清潔で、言うことを良く聞く
「子どもらしくない子ども」は
子どもの時期に育てるべき心とからだ、体験を通して学ぶべき知識、
そしてそれら全体を通して成長するはずの脳の機能、
知性と心の発達が止まってしまっているのではないかと
危機感を感じます。



「ちょっと走り回るだけで疲れたと言って座り込む、
珍しいもの、不思議なものがあっても
「それがどうしたの」と興味を示さない、
「知ってる、知ってる」と言うばかりで
実際にやろうとはしない、
自分で考えて、判断して、
自分の意志で行動することができない。」


これらは
心に不調を抱える子供達に多く見つかるのですが 
この特徴の多くが
長期間 心に不調を抱える大人たちの特徴と一致しているのは
けっして偶然ではないようです。