叱らなくとも 子供が自然に行動を変える関わり方 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。



今日から 長野県で お仕事をさせていただきます。
緊急のご連絡のある場合 メッセージに 
ご連絡いただけますようよろしくお願いします。


気づいている人は 気づいてると思うのですが
テーマ「子育ちと親育ち」。

「子育て」や「親育て」ではありません。

子供は自分で育ち、
親も自分で育ちます。

誰かが育ててくれるのでもなく
誰かに育ててもらうのでもありません。

親が子供を育てるのでもなく
子供が親を育てるのでもありません。

それぞれが 成長したい、繁栄したいという 純粋な目的をもった存在です。
家族、親子という関係の中で 互いに助け合いながら 
育ち合う存在だということです。

さて、具体的な 状況でお伝えしたほうがわかりやすいと思います。

例えば
 「忙しくてどうしようもないときに決まって 子どもは駄々をこねる」のですが
こんな時には どうしたら良いのでしょう。

子供の心理的な発達段階でいうと
子供は小さなときから 一人前に扱われるのを好みます。
つまり、頼られることが大好きなのです。
「自分は頼られて役に立つ存在」という体験で
子供は自信をつけていくことができます。


お母さんが困ったときに助けてもらう相手は
「子供」です。

子供は いつでも人の役に立ちたいと思っています。
親の「怒ってしまったとき」には 親が困っているのですから
「困っちゃった!助けて!」と子供にお願いしてみましょう。



「今、忙しくて大変だから、○○ちゃんに助けて欲しいの。
○○ちゃんじゃないと助けられないと思うんだ~。
~~してくれるかな?」
と 素直に頼んでみると 子供はびっくりするほど
頑張って助けてくれます。
そして、大切なのが
助けてもらったあとには 必ずお礼を言いましょう。
「○○のおかげで本当に助かった~、ありがとう」と。

ただ、子供に頼るときには 注意をしなければいけないことがあります。

成長してから心の問題を抱える子供には
親に頼られて「いい子」を頑張り過ぎたり
親の愚痴の聞き役として育っているケースがよくあります。

子供は優しいですから 親に気を使って
親の愚痴の聞き役を買って出ることも多いのですが
毎日のことになると 子供の自尊心に影響を与えることも
多いのです。

何故 親の愚痴を聞くことで子供の自尊心が低くなるかというと
親の愚痴を聞く行為の間中は 主人公が 「親」であり
子供の心でいうと
「親がかわいそう」や「親は情けない」
「子供の自分は役に立たない」という
実際の問題解決の出来ない自分を過小評価したり、無力感を抱いたりして自分の価値を疑うことになるからです。

子供に頼るときには
子供が現実的に 出来る範囲、少しだけ難しい位で お願いするということが
いいように思います。