実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート
written by パパ
※Facebookページ→食物アレルギー体験レポーター岡夫婦
昨年末、そして年が明けてから、
関東で数回大きな地震がありました。
我が家では、家具の転倒などはありませんでしたが、
本棚から本が落ちたりなどしました。
日ごろから備える気持ちを持っていたとしても、
いつ起こるかわからない地震は、やっぱり怖いものです。
家具の転倒防止や避難所の確認、
緊急時の連絡方法、非常用リュックの中身など、
定期的にご家族の皆さんで確認されるようにしてください。
さて、日本小児アレルギー学会さんでは、
『災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット』を
作っていました。
(画像は最新パンフレットの表紙)
これは、2011年3月に起こった東日本大震災をきっかけに
作成されたものです。
当時はまだ、食物アレルギーなどのアレルギー疾患について
認知度が低く、周りの方々にご理解いただくことができず、
大変なご経験をされたという方々のお話を良くお聞きしました。
その経験を活かし作成されたパンフレットは、
避難所や災害に備えた講習会などで広く活用されてきました。
作成されてから6年が経過したこと、
そしてアレルギー疾患を取り巻く環境が
日進月歩で変わってきたことなどを受け、
日本小児アレルギー学会さんは
『災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット』の
中身を改訂し発行されました。
では、どんなところが変わったのでしょうか?
新しいパンフレットでは、
代表的なアレルギー疾患:ぜん息、アトピー性皮膚炎、
食物アレルギーに関して、各疾患への対応を
1枚にわかりやすくまとめてくれています。
行政担当者向けにも各アレルギー疾患への対応について
1枚でわかりやすくまとめてくれています。
そして、各ご家庭での薬や食料などの備蓄を
確認することができるチェックシート
『非常時に備えて』が用意されています。
我が家は、ぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーと
トリプルヒットしていますので、
こちらのパンフレットは大変ありがたいです。
どなたでもダウンロードすることができますので、
ぜひご確認されてみてください。
また、避難所などで掲示することができる啓発ポスターも
作成してくださっています。
地域の防災イベントや、アレルギー関連のサークル活動などでも、
ご活用いただけます。
いつ起きるかわからない自然災害。
どんなに備えていても全ての障害を防ぐことは困難でしょう。
ですが、日ごろから準備を行っておくことで、
非常時の「困った」を少しでも減らすことができるかもしれません。
「あの時、備えておけばよかった・・・」と後悔しないためにも、
今から動いておくようにしましょう。
日本小児アレルギー学会によるパンフレットの紹介ページはこちらから