実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート
written by パパ
※Facebookページ→食物アレルギー体験レポーター岡夫婦
先日10月23日に狛江市で開催された
「第28回 スポーツ・レクリエーションフェスティバル」に、
地域防災支援協会様と一緒に参加してきました。
なんでスポーツイベントに、地域防災協会様、そして
岡夫婦が参加させてもらったのかというと・・・
地域防災のための非常用食品や防災用品の展示、
啓発活動をさせていただくことになったわけです。
防災に関する専門的な知識などは地域防災支援協会様にお任せし、
私たちは「防災とアレルギー」といった観点で
お話などをさせていただきました。
まずは岡パパ。
お子さまたちを集めて
「避難所でこんなことがあったらどうする?」
というテーマでお話をさせていただきました。
大地震など自然災害が発生した場合、
色んな人が避難所に逃げてきます。
中には、目や耳、手足が不自由な方もいらっしゃるでしょう。
妊婦さんやお年寄り、乳幼児、日本語を話すのが難しい外国の方、
食物アレルギーをお持ちの方・・・などなど。
岡パパのお話を聴いて下さっているお子様たちも、
もしかしたら逃げてくるときに怪我をして
「助けてほしい」ことが出てくるかもしれません。
避難所での生活は想像以上に過酷なもので、
自分の命を守ることだけで精いっぱい!
周りの方々にまで配慮する心の余裕もないかもしれません。
そんな状況で、避難所ならではの困ったことについて、
周りの方々に遠慮してしまって
「助けて」と言い出しにくいかもしれません。
でも、そうやって「助けて」と言えずにいることで、
命が危険にさらされてしまっては大変です!
誰かが「助けてください」とお願いしている場面は、
もしかしたら、あなたが周りの方に「助けてください」と
お願いしているかもしれません。
「助けてください」は、言っていいんです。
必ず、どなたかが力になってくださいます。
そして、あなたも、そんな方の力になってあげてください。
っというようなお話をしたんですが、
小学生の皆さんが、本当に真剣に受け答えしてくださって
岡パパは感動しました。
当日は、岡パパがお話するだけで終わりでは有りません。
火を使わずに、ご飯やカレーを温めて食べるという
体験を参加者の方々にやっていただきました。
カレーは、特定原材料7品目を使用していない
レトルトカレーとご飯を発熱材入りの袋に入れて温めます。
カレーを温めている間に、岡夫婦の登場。
「一般的に売られているカレーと、
今温めているカレーには
どんな違いがあるかわかるかな?」
といったように、
アレルギー対応カレーを題材にして、
食物アレルギーと防災に関するお話をさせていただきました。
岡ママの問いかけに、大きな声でノリノリで応えてくれる
参加者の方々!
食物アレルギーをお持ちの方にとって
配給される非常食にアレルゲンが入っているかどうか
確認することは、大変重要なことです。
食物アレルギーは「好き嫌い」ではなく
「命に関わること」ということを、
ご理解いただけたかと思います。
さぁ!
カレーもご飯も温まりました!
みんなで食べましょう!!
ヤケドしないように気を付けて
袋から取り出します。
ご飯の上にカレールーをかけて
パクッ!
カレーの味は、お子様向けの
甘口だったのですが、
大人の方も「思った以上に美味しい!」と
喜んでいただけました。
さらに、アルファ化米5キロを水で戻したお米。
「温かくはないんですが、食べたい方はどうぞ!」
と言うと、皆さん「欲しい!欲しい!」と
持っていっていただき、アッという間に
無くなっちゃいました。
まさか、この量のお米が直ぐに無くなるとは
予想外でした。
老若男女問わず喜んでいただけて
良かったです。
今回のイベントは、体育館での開催になりましたので、
より『避難所』の状況に近い環境で行うことが出来ました。
地震などの災害はいつ起きるか分かりません。
各ご家庭でも、避難所や防災備蓄用品など、
定期的に確認されるようにしてください。
一般社団法人地域防災支援協会さまのHPはこちらから