食べ物にグルテンが含まれているかを2分で検出する製品 | アレルギーで家族をつなぐ~実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート~

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実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート
written by パパ
※Facebookページ→食物アレルギー体験レポーター岡夫婦
今年のバレンタインはどうしようかと悩んでいるママへ


私たちの娘は食物アレルギーがあり、
現在は小麦、卵、そばを含んだ製品を食べることを
避けています。
※卵については、経口負荷試験の結果により、
 減感作療法を実施中ですが、
 完全にOKが出るまでは食品等控えています。


最近は、外食レストランチェーン店などにて
メニューのお食事に使われているアレルゲンが記載された表を
用意していただけるお店
が増えてきました。


また、スーパーなどで購入する食品や食材についても
原材料表記と併せて使用されているアレルゲンが
表示されるものも増えてきました。


でも、そういった対応は全ての場面で
満たされている訳ではありません。



例えば個人で経営されているお店や
店頭販売のお店などでは
メニューのお食事にどんなアレルゲンが
使用されているかを確認する表が
まだご用意されていない方が多いでしょう。


そんな時、
「多分大丈夫なんだろうかど、
 本当にアレルゲンが入っていないかどうか確認ができない。
 この食品にどんなアレルゲンが含まれているのかが
 わかる機械があればイイのになぁ」

思ったことはありませんか?


6SensorLabsさん(会社?)は、
食品中に含まれるグルテンを検出してくれる製品
『Nima』を開発されました。

Nima

(画像は情報掲載元より)

この三角形の『おむすび』のようなカタチをしたものが
『Nima』です。
『Nima』食品にグルテンが入っているかを
2分で検出することができる
というのです。

グルテンが入っていなければ
『ニコちゃんマーク』
グルテンが入っていれば
『への字(?)マーク』
といった具合で、実にわかりやすいです。

その検出レベルは、
研究施設で行うのとほぼ同レベルの結果
得られるということです。


この製品は、捨ての小さな容器に食品を入れてセットすると
食品のサンプルを分解して検出をし始めるようです。

この容器は他のアレルギー、添加物、病原体の検出用も
制作しているようです。
ピーナッツ、乳製品等、他のアレルゲンを検出するための
容器が開発段階
にあるということです。


この『Nima』は、判断しずらい食品を
念を押して安全かどうが
確かめるための製品であり、
毎食チェックすることを
想定しているわけではありません。

また、この製品は単純にグルテンが入っているかどうかを
検出するためのもので、
ユーザーの健康に影響を与えるかどうかを判断するような
提言は一切されません。


とは言え、こういった製品が開発されたことで、
疑わしい食品を食べる前にチェックして
アレルゲンの誤食事故を防ぐことができるかもしれませんし、
こういった製品とスマートフォンのアプリケーションが連携することで、
外食店やそのメニューを検索する際に
「このお食事にはグルテンが含まれているかどうか」といったことも
分かるようになるかもしれません

また、幼稚園や保育園、小中学校など向けに
給食を作る給食センターなどでも

アレルギー対応食のチェックとして使うことが出来るかもしれません。


技術の進歩により、
短時間で詳細な成分分析をする機械が開発されたことで、
今後の生活に良い変化をもたらしてくれそうです。
将来的には、登録した複数のアレルゲン全てを検出できるようなものも
開発されるかもしれませんね。

情報掲載元:TechCrunch Japanの記事はこちらから