からん
グラスの氷が形を変える。
もうどれだけこうしているだろう。。。
きっと今夜も眠れそうにない。

そばに眠る気高い獣をそっとみやる。
口元には苦い笑みを漂わせて。
「あなたの、せいですよ─」
一言そう呟き、また再びグラスを引き寄せる。
琥珀色をした液体が体内に流れ込む。
苦いのは酒なのか、自分なのか。
今はそれもどうでもいいことのように思える。

ただ、この気高く、神々しい獣のそばでこうしていられるなら─
この苦さも、いい肴になる。
どうかこのまま目覚めないで─



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何回だろうな。
直江とも付き合うことあるから、週5くらいか?

あいつと飲むと、タダ酒飲めるから俺はありがたいが。
まぁ、一人で飲むのもなかなか乙なもんだぜ。
ビールをぐっとあおるのはいいもんだ。
今の時期は特にな。

晴家と飲んだときはさすがにあいつのペースについてけなかったなぁ。。。
あいつ早いんだよww
んで、俺より先にできあがっちゃうんだよな。
まぁ。楽しい酒が飲めるからいいんだが。
そういや景虎とは一緒に飲んでないなぁ。
直江がうるさいから。。。。

あいつ学生だしな。
まぁ、もう少ししたら一緒に飲めるか。
そん時は楽しもうな。大将



「紗織~。左行ったよ」
「はいっ」
軽快な声の後、ボールの跳ねる音が響く。
一歩が足りなかった。
「ほら。足が動いてないよっ。次っ」
言いざま、新たなボールが飛んでくる。
慌ててコートをかける紗織。
疲れを跳ね除けてひたすら追いかけた─。

部活終了後、着替えも済ませた紗織は重い足取りで校門の方に向かっていた。
「さおりーん」
声と同時に背中を景気よく叩いたのは、紗織と同じクラスの幸子だ。
「さっちん。痛いよ」
「ごめんごめん」
恨めしそうに幸子を見上げる沙織を見て、幸子は笑いをこらえて言った。
改めて紗織の横に並びながら、幸子は疑問を口にする。
「そういえばさ、さおりんって今日もバス?」
「そうよ」
そっかぁ。と小さくつぶやくと、幸子はにっこりと微笑んで、通りの向こうを指差した。
「あれなーんだ」
という一言とともに。
(え?)
なんだかいやな予感を感じて指差す方向を見た沙織は─。
「きゃーーーー」
待ってーー。
叫びながら猛ダッシュするが、時すでに遅し。
バスはもうもうと黒煙をふきだして、走り去っていってしまった。
後からゆっくりと自転車を押しながら追いついた幸子は、唖然とする紗織の肩をぽんぽんと叩いて、一言残して去っていった。
「残念だったね」
「嘘でしょーー?」
紗織の絶叫が響く。
(次のバス、20分後なのに。ああ。。どこでもドアが欲しい)



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瞬間移動だろ。やっぱり。。。

覇者の魔鏡の時はキツかったぜ。
アバラ折れてんのに、あの山登るのは。。。

ツツガちゃんいなかったらまず無理だったなww
景虎も簡単に言ってくれっから、まいるぜ。
まぁ。それがヤツなんだがな。




「千秋ー。お客だぜ」
ざわつく教室の中、入り口の方から軽快な声が響く。
千秋は声のする方にちらりと目を向けると、にんまりと怪しい笑みを浮かべた矢崎がひらひらと手を振って待っていた。
近づいてみると、矢崎の奥にいたのは、小柄で目が大きくてかわいい子。
(わんこみたいだな)
ちらと思いつつ、笑顔で問いかける。
「何かな?俺に用って」
「えっと。あの・・・」
少し頬を染めて言いにくそうにする彼女を見て、千秋は心の内で小さくため息をついた。
そして、そんな事はみじんも感じさせず、にっこりと微笑んで
「ここじゃなんだから、移動する?」

「どうしたの?」
改めて問う千秋。
彼女は思い切ったように顔を上げると
「千秋くん。私と付き合ってください」
真剣な面持ちで想いを伝える少女を見下ろす形で見つめていた千秋は、少し間をおき、優しい微笑をたたえて告げたのだった。
「ごめんね」と─。

彼女がぎこちない笑顔で去った後、千秋はひとつため息をつくと、背後に声をかけた。
「いつからいたんだ」
「さっきから」
答えながら近づいてきたのは、成田だった。
千秋の隣りに来た成田はおもむろに口を開いた。
「そういえば千秋って、付き合ってるって聞いたことないよな」
なんでだ?
そういって、壁にもたれるとチラリと横目に千秋を見やる。
「ん~。俺、一人に決められないんだわ」
にこっと笑って誤魔化すように答える千秋を見つめ、成田は少し考えてからぽつりと口にした。
「千秋って高耶に似てるよな。案外寂しがりやだろ?」
「あら?そう見える?」
成田ってお母さんみたいだぜ。などと軽口をたたきながら、きびすを返して歩き出す。
少し後から成田がついてゆく。



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振るのと振られるのどっちが嫌? ブログネタ:振るのと振られるのどっちが嫌? 参加中

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俺は意外と寂しがりやだ。
だが、特定の誰かを作るのはできない相談だ。
誰かに依存してしまうと、離れられなくなるのは分かっているから。。。

だから、昔から何ものにも縛られずに過ごしてきた。

特別なんか作らずに、だれとも同じで。。。
相手に切り捨てられる前に、自分で壁を立てておいたほうが寂しくないから。

振られる前に振る。
失う前に、得ないことが俺の選んだ道。

確かに。。。
成田の言うとおりで、かなりあせったな。。。