★成長に心トレ No,477
ライの物語 第5弾
「ライ、ひとつ確認しておきたいことがある。」
「なに?」
「ライはさ、
セイちゃんと、
ケンカをしていたい?
それとも、
仲良しでいたいの?」
「そりゃ・・、
仲良しで・・いたいさ。」
「OK!、
それなら、OKだ。」
「どういうこと?」
「セイちゃんと、
仲良しでいたい・・という
自分の気持ちに
ちゃんと気がついていないと、
問題点も改善点も、
見つけようとする気持ちが、
前向きに持てないからね。」
「そうか、そりゃそうだよね。
さっきのぼくみたいに、
『もうどうでもいいや・・』
と思っていたら、
ちゃんと考えようとしないよね。」
「そういうこと。
よし、それじゃ、
まずは問題点を整理しよう。」
「うん、おねがい。」
「プレゼントを作っていた時と、
プレゼントを渡した時に、
分けて考えることが大切だ。」
「分けて考えるの?
ふ~ん、・・どういうこと。」
「まずは、プレゼントを作っている時。」
「うん。」
「セイちゃんが悪かったことは何かな?」
「えっ、セイちゃんは何も悪くないよ。
だって、ぼくがプレゼントつくってること、
知らないんだから。」
「そうだね。
じゃ、プレゼントを作っている時の、
ライの問題点は?」
「僕の問題点?
一生懸命、プレゼントをつくっていただけだよ。」
「そうだね。
ライはセイちゃんが
喜んでくれるのをイメージして、
喜び一杯でプレゼントづくりに
励んでいたわけだ。」
「そうそう。
プレゼントつくってる時は、
ホントたのしかったな。」
「と言うことは、
特に問題点はなさそうだね。」
「うん、そう思うよ。
・・そう言えば、
喜びをイメージするのって、
前にも聞いたことあるね。」
「おっ、思い出したかな。
ライが前に物語をみんなのために、
書こうとした時に、
やる気を出すために、
読んでくれる人が
喜んでくれるイメージをしただろ。
ほら、ライは上手に『妄想』していたじゃないか。」
「あ~、あの『妄想』か。
やったね~。
あれと同じことだね。」
「そう言うこと。
ライは、セイちゃんが
喜んでくれるイメージをしていたから、
喜び一杯で楽しくプレゼントづくりを
していたわけだ。」
「うん。」
「プレゼントづくりをしている時、
セイちゃんに問題点はない。
そして、
ライも喜び一杯だから、
OKだね。」
「そうだね。」
「じゃ、次だ。」
続きはまた明日!
お楽しみに。
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★成長に心トレ No,476
ライの物語 第5弾
「だって、そうだろ。
さっきライは、
こう言っていたよ。
『セイちゃんはこっちの苦労を
全然わかってくれないんだもん。』
なっ・・・、そう言っていたよね。」
「うん、・・言った。」
「つまり、問題はセイちゃんにあるわけだから、
こんなに頑張った自分には、
直すポイントはない・・・、
ということになるだろ。」
「そう・・だね。
セイちゃんが悪い・・と思ってる・・な。
・・じゃぁさ、僕が何か直せることが
あるの?」
「いいね、ライ。
ちょっとヒトの意見にも、
耳をかせる余裕が出てきたね。
自分の正しさを主張しようと、
意固地になっている時は、
冷静に自分を見れないからね。
そんな時には絶対、
大切なことを見落としてしまうんだ。」
「そうだね。」
「相手のせいにしてしまうのは簡単だけど、
相手を変えることは難しい。
それ以上なかなか前へは進めなくなるもんだ。
さっきまでのライがその状態だな。」
「うん。」
「でも、今のライはちがう。
人のせいばかりにしていないで、
より良い状態に・・、
前に進むために、
自分ができることに
気がつこうとしているじゃないか。
自分ができることが分かれば、
あとは、やればいいだけだからね。」
「そうだね。
もし、僕に直せるところがあるんだったら、
僕、直したい。」
「いいぞ、いいぞ。
それでこそ、ライだ。
自分の問題が分かってきたから、
問題解決のために、
取り組むポイントが
見えてきただろ。」
「う~ん、まだよく分からないや。
もう少し、分かりやすく教えてくれない。」
「OK、OK!
ライの頭の整理を、
もう少しした方がいいな。
・問題の整理
・問題解決の工夫
この2点を、まとめてみよう。」
続きはまた明日!
お楽しみに。
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★成長に心トレ No,475
ライの物語 第5弾
「『セイちゃんのため』ではなく、
『自分のため』に
僕はプレゼントを作っていた・・、
ということ。」
「そういうこと。
ライは、セイちゃんを
喜ばせたかったんだろ。」
「そうだよ。だから、
『せいちゃんのため』に、
心を込めて、
プレゼントを作ったんだ。」
「そこがポイントだ。
喜ばせたかったのは、
誰だろう?」
「えっ、喜ばせたかった人?」
「そう、喜ばせたかった人・・。
プレゼントを喜ぶのは、
セイちゃんだよね。」
「うん。」
「じゃ、喜ばせたかった人は・・?」
「セイちゃんを喜ばせたかったのは・・、
ぼくかな・・・」
「そう。そうだよね。
セイちゃんを喜ばせたかったのは、
ライ自身だよね。
『喜ばせたい』というのは、
ライ自身の気持ちを満たしたい・・、
ということだよ。
分かる?」
「うん、たしかに
そう言われれば、
そうかもしれない。」
「つまり、ライは、
セイちゃんを喜ばせたいと
自分の気持ちを満たすために、
プレゼントを作った。
『自分のため』に
プレゼントを作ったってことに、
ならないかい。」
「・・・」
「別に、『自分のため』に、
プレゼントを作っても悪くないんだよ。
プレゼントを作っている時、
ライはセイちゃんが喜ぶ姿をイメージして、
心が満たされていただろ。
だから、うれしくて頑張っていたんじゃないかな。」
「う~ん、そうだな。
じゃ、ぼくはセイちゃんのために、
プレゼントを作っていたんじゃなくて、
自分のためだけに
プレゼントを作っていたと言うこと?」
「そうじゃないよ。
もちろん、
『自分のため』・・だけじゃなくて、
『セイちゃんのため』にも
プレゼントを作っていたけど、
どちらもあると言うことさ。」
「どちらもある?」
「そう、どちらもあるんだよ。
今ライが苦しんでいるのは、
そのどちらに原因があるのか、
分からないでいるからなんだ。」
「どちらに原因があるか?」
「そう。
ライが今、苦しんでいるのは、
セイちゃんが喜んでくれなかったのが、
本当の原因じゃなくて、
自分が喜ばせられなかったこと・・・、
つまり、『喜ばせたい』という、
自分の気持ちを満たせなかったこと・・、
そこが原因なんだよ。」
「そこに何か違いがあるの?」
「そこをしっかり区別できないと、
ライの気持ちは解消できないんだよ。」
続きはまた明日!
お楽しみに。
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★成長に心トレ No,474
ライの物語 第5弾
「ライが言ったことは、
本当かな・・ってことさ。」
「僕が本当に
一生懸命やったか、
・・ってこと?
僕、すごく頑張ったよ。
赤リボンだって、
見ててくれたじゃないか。」
「いやいや、そこじゃないよ。
本当にセイちゃんの
・・ため・・だったかな、
ってこと。」
「えっ、セイちゃんのために、
決まっているじゃん。
他に誰のために、
こんなに一生懸命、
プレゼントを手作りするのさ。
セイちゃんの誕生日プレゼントだよ。」
「そうだね。
じゃ、誰のためなんだろうね。」
「何だよ。赤リボン。
言ってることが全然分かんないよ。」
「・・もし、・・仮にだよ。
『セイちゃんのために』じゃないとしたら、
誰のために・・、
プレゼントを作ったんだと思う?」
「えっ、だから、
セイちゃんのためだって。
セイちゃん以外いないじゃん。」
「仮にだよ。仮に。
仮に・・他に誰かいるとしたら・・、
って考えてみなよ。」
「仮にたって・・(ブツブツ)
セイちゃんと僕しかいないじゃん。」
「そう、あたり!」
「えっ、何が?
どういうこと。
分かんないよ。」
「セイちゃんのためじゃないとしたら、
残るは『自分のため』だよね。」
「えっ、だって、
プレゼントを渡すんだよ。
僕がもらうんじゃないんだから、
『自分のため』なわけないじゃん。」
「ホントにそうかな。
そこが心の落とし穴だな。
ライが苦しんでいるポイントなんだよ。」
続きはまた明日!
お楽しみに。
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★成長に心トレ No,473
ライの物語 第5弾
ライは家に帰ると、
ふてくされて布団に
もぐりこんだ。
食欲もなく、
夕飯を食べる元気もなかった。
ライはもう何もやる気になれず、
お風呂に入ると、
早々に寝る準備をした。
「あれ、ライもう寝るのか?」
赤リボンが心配して話しかけてきた。
「何かあったのか。」
「・・・」
「そうだ、プレゼントどうだった。
セイちゃん、大喜びだっただろ。」
ライは重い口を開いて、
放課後の出来事を赤リボンに話した。
「そうか。
そんなことがあったのか。
残念だったな。
ライは今どう思っている?」
「もう、嫌になっちゃったよ。
こんなことまら、
やらなきゃよかった。
セイちゃんはこっちの苦労を
全然わかってくれないんだもん。
もう、いいんだ。
セイちゃんなんて、
友だちじゃないよ。」
「ふ~ん、ライはそれでいいんだ。」
「だって、仕方ないじゃないか。
僕はセイちゃんのために、
一生懸命プレゼントを
手づくりしたのにさ。」
「それは本当かな?」
「えっ、どういうこと?」
続きはまた明日!
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