前回の記事で、蒙古軍が襲来したことでパンドラの箱が開いちゃった人々について触れたのだが、今回は蒙古軍が来ようが来まいが、おそらくは何も変わらなかったであろう老人について。

 

 

 

 

弓にの達人として登場する石川先生。この老人が絡むところ凄惨な光景が広がる。

 

 

 

 

仁さんをわざと死地へと向かわせては「お主の腕を見極めたかった」とか、あんたのためにメインストーリーから外れて協力しているのに、「あまり老人に頼りすぎるな」と見当違いも甚だしい突き放しをしてきたり、老害まであと一歩のとにかく狷介な老人。

 

 

 

 

いつかは一矢報いたい、と石川先生の弟子でなくともそう期するモノがあったが、とうとうその機会がやってきたのである。まあ、いい大人が雁首揃えて出し抜かれただけ事なのだが。

 

 

 

 

分かる人には分かる石川先生の心情をざっくりエグる煽り方。

 

 

 

 

そして……折られた弓が打ち捨てられていた。何を意味するかは固陋な老人でも分かったはず。いわんや執着は罪、なのである。