自分勉強用

























































































































































































































2023年5月14日 癸卯年 丁巳月 壬申日



なでしこ


父方の祖母が愛でていたお花。

この種の子達を見るとおばあちゃんを思い出す。


痴呆が進んでも

「可愛いと思わぁん?」と

屋根に並べた鉢を屋内へもって入っていた。


被爆後の中を

3人の子供達を立派に育て上げたおばあちゃん。

決して贅沢は出来なかっただろう。


この子達の愛おしさに

花を見る度に助けられていたのかもしれない。


自分も歳を重ねてみて、

おばあちゃんが感じていた

この子達の愛おしさを

一層感じられる。


派手な装いではないけれど、

真っ直ぐな可愛らしさを

自分の何処かに隠していたことを

思い出させてくれるんだ。


1日の終わりを調整してくれる

この子の出会いに感謝だ。





今日の復習。


植物の氣は素晴らしい。

その時その時に必要な氣の作用を与えてくれる。


自分の体調を整えていくことに

歳を重ねる度に

苦戦する。


どんな生活リズムがちょうど良いのか

毎度悩んでしまう。


毎時簡単に調整できないから、

食の力で養生していくしかないね。


女性は特に氣血水のバランスを保つのが難しい。


血を補い氣を巡らせることを

心掛けたいもの。




昨日は水分を摂るのを忘れていた。

職場で集中すると喉が渇かなくなるからだ。


昨日はコップ3杯分くらいしか取っていなかった。

明らかに津液不足で翌朝目が覚めた。

眠れていない。

頭痛もあった。


連珠飲では間に合わなかった。



血虚陰虚だ


そう、まさにこの証。

月例会の後、

加味逍遙散をとると

頭痛や不眠の不快感が和らいで、

午後の用事も無事済むことが出来た。



当帰(甘温)+柴胡(苦平)

これらはセリ科だったんだね。


セリ科は苦味が多いイメージだけど

そればかりではないようだ。


苦味は心に作用する。


セリ科に関わらず

枳実の苦味など、


自律神経系に不調が来やすく

少陰病になりやすい私には、

苦味は必要な氣味のように感じる。


精神を蔵す心腎には必要な氣味なのだろう。



一方で、

ひとつひとつの植物に

薬効の違いがある。


一見似ていて

非になるものがあるんだね。


どの地のもので

どの部位が良品なのか

種類によっても違うのね。


作用を施す氣のあるものを

いただきたいものね。




薬食同源。


食材としても言えること。


氣のある植物を

絶やさないでほしいものね。


"種"がとれない品種改良や

氣を蔑ろにしすぎた見映え食菜果は、

私たちの栄氣になりにくいのかもしれない。




身体を維持することが難しい

とする人が増えるのも

致し方ないのかもしれない。


栄衛となる氣のある植物を

絶やしてはならないね。


氣のないものを摂ることは、

美しさがわからなくなるのと一緒のこと。


心身は、

神経伝達物質という

氣が正常に機能することで

働くもの。


豊かさは

それらで出来ていることを

忘れてはならないね。






なでしこ


花を見せてくれるこの子達は、

今のこの場で

そのことを

しっとりと教えてくれるんだ。


だから、

木々や草花は偉大なんだな。