30代前半の頃、夜中の1時に起きて、唐木田に向かわなければならない仕事が年に数回ありました。
寂しい首都高の車中で往路、復路ともまずはこれを聞いていました。
憂いと希望がごっちゃ混ぜになったサウンドと歌声に随分励まされたものです。
音楽的には前作(デビュー作、邦題は名前のない馬)より使っている楽器が多く、よりポップな印象です。
前作はアコースティックギターのアンサンブルが素晴らしく、アコースティックギターのみで完結している感じでしたが、今作はドラム、ピアノ、エレキギターが効果的に使われ、表現の幅が広がっている感じです。
私が一番好きな曲は「Till The Sun Comes Up Again」。夜明け前に聞くとより感動的です。