ミドル層(ボリュームゾーン)の勉強方法は、
「過去問を解きまくること」ではありません。
子どもからすると憧れの学校の問題を解いて
「割とけっこうできたかも!」
「あと2か月あるなら大丈夫でしょ~」なんて考えています。
過去問って、なんとなく「勉強した気になる」んですよね。
実力はついていないのに。
もっと厳しい言い方をすると、「できる問題」と「できない問題」の仕分け作業をしただけなのに。
とうぜん、できなかった問題の分析が大切になります。
「これは合否に関わる問題ではないからできなくてもパス」「これは模試なら60%以上の正答率。絶対につぶそう」などとアドバイスします。
ところで、
いま私のうけもっているなかで、レッスン中に過去問を解いている生徒はいません。(えええ~)
過去問はもう8月~9月にやっていて、ある程度その子の苦手分野はわかっているから💦
こんな感じで生徒ごとにちがう単元別プリントを100枚ほど作成して(・・・机におくとギョッとされるけど)
徹底的に過去問での弱点をつぶしています!
特に、文章題の<条件整理>
(算数きらいな子は文章題が長いと戦意喪失・・・)は大きく、差がつくので念入りに。
過去問は時間配分と傾向性を大まかにつかむためのもの。
過去問によって学力を上げていけるのは、
自分をメタ認知できる上位層、いや最上位層だけです。
ここから逆転していった生徒なんて、いくらでもいました。
今年もなんとしても逆転合格を出すのだ!