Into The Light

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好きな音楽や楽器のこと、ほか趣味のこといろいろ書き綴ってみようと思います。

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GWの10連休もあっという間に過ぎ去り、バタバタした日々を過ごす中、久々にYESを聴いている。YESは自分にとって初めてのプログレッシヴ・ロック。思い入れはけっこう強い。

 

現在も活動中らしいけどオリジナルメンバーはもう不在。古参のSteve Howeがバンドを牽引しているらしい。

 

オリジナルメンバーのうち、Peter BanksとChris Squireは既に鬼籍に入ってしまった。Bill Brufordはライヴ活動を退いたセミリタイア状態。1stアルバムのリリースが50年近く前だから仕方ないか・・・

 

個人的にはYESはJon Andersonのヴォイスがあってこそだと思っている。だからJon不在の近作は聴いていない。

 

名曲が多過ぎてチョイスしづらいけど、YouTubeの音源を貼り付け。

 

 

Chris Squireのトレードマークのゴリゴリのベースサウンドにワウを加えたイントロが印象的な1stアルバム収録の「Survival」。後のプログレッシヴなテイストの萌芽が感じられる。

 

 

2ndに収録の「Time And A Word」。オーケストラを導入したスケールの大きい仕上がりになっている。個人的には大好きな曲。

 

 

YESの出世作「Fragile」に収録の「Heart Of The Sunrise」。ここでもChrisのゴリゴリベースを堪能できる。

 

 

言わずと知れた奇蹟の名曲「Close To The Edge」。一大シンフォニック絵巻。聴き終えた後の満足感は最高。

 

 

「Going For The One」に収録の「Awaken」。個人的にはYESの数ある名曲の中で最高傑作だと思っている。静と動の展開をバックにJon Andersonの神がかったヴォイスが冴え渡る。パイプオルガンの美しいメロディも素晴らしい。

 

 

明日の休日もYES三昧になりそう。

今日は父の日。

父が他界してから父の日はいつも喜多郎を聴いている。 

 

 

 

 


音楽が好きだった父が教えてくれた最高のサウンドだから。
 

 

 

 

 

 



父が他界して今年で5年。月日が経つのは本当に早いものだ。

父の仏前に線香を手向けたら、今日はじっくりと喜多郎を聴くとしよう。

最近よく聴くのが、以前にちょっとハマったことがあるドイツのハードロックバンド「SHAA KHAN」。1977年に1stアルバムをリリースしている。




1stアルバムのジャケット。何というか・・・このジャケはいかがなものかと。ジャーマンロックの中でも特にマニアックな作品が多いSky Recordsからのリリース。





2stアルバムのジャケット。これはもう「売る気がありません」ということ?




アルバムジャケットの異様さに反して、中身はなかなかよいのですよ、これが。ヴォーカルは2人いるみたい。演奏のほうは、超絶と言うほどではないけれど安定している。

White Room


Ocean


Seasons


Howy The Professional


Once Upon A Time(2009年のライヴ)


ライヴは長尺のギターソロに引き込まれる。バンドは一度の解散を経て現在も活動しているらしい。オフィシャルサイトもある。1stのリリースから今年でちょうど40年。一度解散しているとはいえ、再結成して現在も活動しているということは本国ではそれなりに人気があるのかな?まぁ日本では全くの無名だけれど。

ちょっと聴いてみてもらえれば嬉しいです。
今週は仕事がそれほど忙しくなかったこともあり、じっくりと音楽と向き合う時間が出来てよかった。最近はインストに拘って聴くことが多かった。特に理由は無いけど(笑)。




先日惜しくも逝去したJohn Wettonの名演が堪能できるKing Crimsonの「Fracture」。ライヴの一発録りの壮絶なインプロヴィゼイション。



最近来日したCamelの「Ice」。泣きのギターが全編に溢れる。たまらん。




オランダのOdyssice「Flags Without A Heart」。切ないピアノとフレットレスベースが印象的。



Stackridgeの「Rufus T. Firefly」。バックで歌いまくるベースがかっこいいの一言。



カナダのMorse Codeの「Cocktail」。軽快なリズムの上に踊るメロトロンとフルートが新鮮。メロトロンはこんなリズムにもフィットするんだな~。



Mahavishnu Orchestraの「One Word」。ギター、ヴァイオリン、シンセの三つ巴のソロバトルは圧巻。


ということで、最近聴いた曲のごく一部を抜粋。今日もお気に入りのミュージックを聴きましょうかね。
John Wettonが亡くなった。

言わずと知れたブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを語る上では絶対に外せない名ベーシスト&ヴォーカリスト。

癌で闘病中だった。1/31就寝中に息を引き取ったとのこと。享年67歳。平均寿命の延びを考えると早すぎる逝去としか言いようが無い。

晩年の活動はASIAやソロがメインだったけれど、自分にとってのJohnのイメージはKing CrimsonとU.Kがいちばん大きい。




Johnがプレイした数ある名曲の中で自分が最も好きな曲「Starless」。線の細い伸びやかなギター、哀しげなサックス、荘厳なメロトロン、ゴリゴリに歪んだベース、そしてそこに響くJohnの哀愁溢れるヴォイス。何もかもが完璧。まさに奇蹟の名曲。

Johnのベースには多大な影響を受けた。歪みやワウを上手に使った印象的なサウンド、メロディアスなベースライン。非の打ち所が無い。

ここに盟友Robert Frippと撮影した写真が載っているけど、以前は恰幅がよかったのに癌の所為かガリガリにやせ細ってしまっている。

Johnは亡くなってしまったけれど、彼が遺した名曲・名演は色褪せることは無い。

今日はKing Crimsonを聴きながら寝るとしよう。


安らかに…

今日は休日。これといった予定も無いので朝からミュージックを。今回のお題はProcol Harum。一度の解散を挟んで復活、そして現在も活動中。過去に来日したこともあるようだね。

 

 

Procol Harumといったらまずこの曲「A Whiter Shade Of Pale」。ハモンドで奏でられるイントロが印象的。Gary Brookerのヴォイスも耳に残る。Procol Harumの名前は知らなくてもこの曲は知っている人も多いのでは?

 

 

1969年にリリースされた「A Salty Dog」のタイトル曲。自分はこの曲でProcol Harumを知った。ストリングスを大々的にフィーチャーした感動の名曲。歌詞を見てみると、この曲は船や船乗りをテーマにした曲なのだろうか?

 

 

 

1973年リリースの「Grand Hotel」のタイトル曲。この曲もストリングスが心地いい。「A Salty Dog」より若干スケールが大きく聴こえる感じ。

 

 

一旦解散する前のアルバム「Something Magic」に収録の組曲「The Worm And The Tree」。Gary Brookerのヴォイスとピアノが素晴らしい。この曲は歌メロが無く、「詩の朗読」といった趣。何度聴いたか分からない奇蹟の名曲。この曲の日本版アルバムリリース時の邦題は「小さな虫と無言の樹の物語」。この邦題も非常に秀逸。

 

 

 

1stアルバム「Procol Harum」に収録の「Repent Walpurgis」。インスト。曲後半のRobin Trowerのギターソロが印象的。また、故B.J .Willsonのスティック捌きも耳に残る。個人的にはProcol Harumの曲中で一、二を争う名曲。

 

 

 

「Repent Walpurgis」の感動のライヴヴァージョン。ピアノとオルガンが有機的に絡み合い、その上に展開するギターソロに感涙。

 

 

 

バンドの現状の最新作(かな?)「The Well's On Fire」のラストを飾るインスト。この曲は構成が「Repant Walpurgis」に似ている感じ。泣きのギターが最高。

 

Procol Harumは殆どのアルバムを所有していた筈。他の曲も順次聴いていこうかな。

 

 

 

 

 

先週末辺りから聴いている、「Barclay James Harvest」。60年代に結成、メンバーの分裂など紆余曲折を経ながら現在も活動を続けている英国ロックの良心。

 

初期のシンフォニックでプログレ色の濃い作風から、近年のポップさも含んだ聴きやすいサウンドまで多彩な音楽性が魅力。

 

 

1stアルバムのラストを飾る大曲「Dark Now My Sky」。オーケストラを導入した壮大なシンフォニックサウンド。

 

 

「Time Honoured Ghosts」に収録の「Moongirl」。優しく語りかけるようなヴォイスと泣きのギターが堪らない名曲。

 

 

「Victims Of Circumstance」に収録の「I've Got A Feelimg」。この曲も優しいヴォイスが耳に心地いい。シンセやギターのサウンドにも癒される。

 

 

名作「Caught In The Light」に収録の「Once More」。シンセによるオーケストレイションが切なく美しい。二声によるヴォーカルも心に響く。そしてエンディングの泣きのギターで大団円。

 

 

メンバー分裂後の作品「Nexus」に収録の「Star Bright」。この曲も泣きのギターが最高。ギタリストのJohn Leesは泣きのギターのセンスが最高です。 

 

2012年には来日も果たしているらしい。4人のオリジナルメンバーのうち2人は残念ながら既に鬼籍に入ってしまっている。残されたメンバーも分裂状態で各々別のバンドで活動している状態。いつかまた合流してニューアルバムを出してくれることを切に願う。

Jon Anderson、言わずと知れたブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄、「Yes」で名を馳せた名ヴォーカリスト。Yesはヴォーカリストが交替したことが何度かある。Jonは現在グループを離れている。自分にとってYesはこの人のヴォイス無しには考えられない。故にJonが参加していない「Drama」や最近リリースされた諸作は聴いていない。

 

そのJon Andersonが素晴らしい作品を届けてくれた。

 

 

Anderson / Stolt 「Invention Of Knowledge」

 

なんとスウェーデンの「The Flower Kings」のRoine Stoltとのコラボレイション・アルバム。バックを固めるのもRoineの人脈のFlower Kings周辺のミュージシャンが多いみたい。

 

変幻自在のバッキングの上にJonのヴォイスが乗る極上のシンフォニック絵巻。演奏技術は折り紙つき。曲によってはYesの残り香をちょっと感じるかな。兎に角全編に渡って素晴らしいとしか形容しようのない大傑作。

 

RoineのギターもFlower Kingsと同様にメロディアスで心地いい。

 

Jonは御年71歳ながら、そのヴォイスには全く衰えを感じさせない。

 

久々にドハマりしそうな予感。

 

 

 

 

世間では様々なニュースが飛び交っているようだけれど、ふと目についたニュースが一つ。

「桂歌丸さん腸閉塞で再入院」

歌丸さんといえば言わずと知れた落語界の重鎮。先日50年続いている長寿番組「笑点」を勇退して話題になったね。50年続く番組の第一回めからずっと出演していたとのこと。これだけでも尊敬に値する。

笑点は父の存命時はよく観ていた。小学生の頃は日曜の夕方の定番だった。

最近の歌丸さんは体調不良で入退院を繰り返しているらしい。80歳近い年齢で今もなお現役の噺家として活動している。体調第一で頑張って頂きたいと思う次第です。

上のニュース記事に載っていた「竹の水仙」という演目をYouTubeで検索してみたら、あった。

「竹の水仙」

38分あまりの長丁場だけれど、時間の経つのを感じなかった。歌丸氏の語り口で作中人物が生き生きと描き出される。一人で複数の人物を演じ分ける巧みさ。今まで落語というものに接したことはなかったけれど、これには大きな感動を覚えた。

歌丸さんにはまだまだ長生きして頂いて、日本の伝統芸能の真髄を一人でも多くの人に伝えてほしいものです。
本日は父の日ですね。
自分の父は4年前に他界している。父が亡くなってからは毎年父の日はこの曲を聴いている。



喜多郎の「シルクロードのテーマ」。

父は音楽が大好きで、ラジオの音楽番組をよくエアチェックしていた。ジャンルに拘らず様々な音楽を聴いていたみたい。喜多郎は父が聴いているのを自分も偶然耳にして一発でハマってしまったアーティスト。確か小学校の3年生か4年生くらいの頃だったか。

そういうこともあって、喜多郎は思い入れのあるアーティストの一人。

父の仏前に線香を手向けたら、今日は喜多郎を娯しもう。