えぇっと医療のそれも感染症の専門家の動画です
岩田健太郎教授です。
ニュースなどでは一部分のみ切り取られ放送されるのでYouTubeでの全編を視聴しました
さらに、野党議員先生達がテレビ電話でヒアリングしている動画も含めて全編確認しました
他にも動画が出回っています
2月1日に私がコメントを発表した時点で大阪の吉村知事のみある一定の情報公開をしている事を評価しています
さらに当時俺が持ち合わせていた情報を一部企業名と病院名等を伏せてブログ記事にした
当時俺は企業名、患者の国籍、渡航元、入院病院名までは独自ルートで知り得ていたが万が一情報が間違っていたりするとデマになる可能性もありパニックを誘発する場合も懸念して非公表とした
個別の案件にはある程度の情報提供はしました
ダイヤモンドプリンセス号はその後の話しです
まず、かなり前にダイヤモンド・プリンセス号が着岸した時に日本はどういう活動をするのかを政府は全く情報を出さなかった
人道的支援及び支援物資・食糧支援をするのか?
治療が必要な患者を下船させて入院させるのはもちろんです
あとダイヤモンド・プリンセス号の中で検疫官が検疫をする検疫が目的なのか?
隔離が目的なのか?
何が目的なのかが我々には分からなかったし、情報が公開されてなかった
ただ、検疫官が作業着にマスク一枚と手袋だけで客室に入り体温測定をしている乗客の動画を見て違和感を感じていた
このブログではエアロゾル感染についても2月10日に取り上げた。
メディアでは今日2月18日になってエアロゾル感染について騒いでいる
これは検疫官が感染確認された以前のニュース映像
やはり作業着でマスク手袋の様子
政治的には到底数千人を隔離する施設も無く、ダイヤモンド・プリンセス号内での隔離が妥当ではある
さらに日本国内では無い海上では日本の法整備が行使出来ず難しい判断だが、政治的にも財政的にも適切な選択だと思う
ただ、オペレーションには失敗した
当初、日本のダイヤモンド・プリンセス号への対応に安堵の声が上がっていた各国がダイヤモンド・プリンセス号の船内が第二の武漢市との認識になった
日本の対応が不適切であるとの報道がありました
ここ数日アメリカ、カナダ、香港、韓国などはチャーター機を日本に飛ばして自国民を帰還させる動きが加速した
この時点で各国は自国民をチャーター機で帰国させ2週間ほど隔離観察を行うと発表していた
ただ日本政府は検査で陰性至上主義で、とうとう本日キャリアを大量に国内に放ってしまった
岩田健太郎教授の動画を見られた方は日本のオペレーションが大失敗だったと昨日になって初めて知った
医学的な知見のみでは無く、政治的、国際的、財政的、隔離場所などの確保も含めての判断だとは思いますが、官僚主導でのオペレーションに自衛隊、DMAT、救急隊員などに感染が広がったのは大きなミス
結果論と言えばそれまでだが、クルーズ船に感染者が続出した時点で隔離政策は失敗した事を認めて、対応を考えてほしい
政府には少なくとも情報公開をしないといけない思う。