酒を悪者にしないで
こんにちは、「リカーパークまるち蔵」店長@裏川です。
もう10か月も更新しないで放置してしまいましたが^^;
その間にこのコロナ禍で私たちの仕事の上でもいろんな変化がありました。
一時小康状態になっていた新型コロナも第3波・第4波のフェーズに入り、
外国では変異種の報告があり、国内でも感染例が出始め、
ワクチン接種が遅々として進まない一方で、オリンピック開始に向けての批判が殺到...
そんな中でこの三重県では、
▼今年1月18日から2月7日までの「緊急警戒宣言」で、飲食店に対し21時までの時短要請。
▼4月26日から5月11日まで再度の「緊急警戒宣言」で、飲食店に対し20時までの時短要請。
▼引き続き5月11日から5月31日まで、一部地域(当地を含む)において「まん延防止等重点措置」を発出し、 飲食店に対し20時までの時短要請にプラスして、酒類の提供を実質禁止。
▼「まん延防止等重点措置」は引き続き6月20日まで延長。(←今ココ)
ということで、私たちの大きな顧客である飲食店の営業が制限されてきました。
特に5月11日以降は酒類の提供が実質的に禁止されたことで、一時休業する飲食店のお得意先が圧倒的多数となり、飲食店からの注文がほとんどなくなってしまいました。
もちろん私たちだけでなく、中間業者である卸店や酒造業の各社も同じように苦境に立たされています。
確かに誰が悪いわけでもなく、あくまでもコロナが悪いのですが、
行政の施策のおかげで「酒が悪者になってしまっている」感がぬぐえません。
そのことがとても残念です。
どうして飲食店でお酒を提供してはいけないんでしょうか?
お酒を飲むとつい大声になったり、近づいて話すと飛沫が飛びがちになる...
はい、それはごもっともです。
業態によっては十分に換気が行き届いていないところが多い...
はい、そういうところもあるでしょう。
いろいろと理由はあるでしょうが、それはお酒を「元から断つ」のに充分な根拠でしょうか?
対応次第では十分にリスクを取り除けるのです。
要はそれが面倒なので、一律に自粛させてるんですよね?
例えば換気が十分にされていない店を除いた上で、入店人数を制限し、席の間隔を離し、場合によってはアクリル板を用いて飛沫を遮断する...
いや、それって多くの飲食店では既にやってることですよね?
巷の飲食店の努力を全く無視した、問答無用の一律対応が今なされているのです。
確かに過去、飲食店で多くのクラスターが発生しました。
しかし現時点ではむしろ家庭や学校の方が割合としては多くなっています。
それに飲食店で感染するリスクが多少なりともあったとしても、「ゼロリスク」が幻想であるのはもはや常識でしょう。
それよりも飲食店で酒類を提供できないことによる負の側面の方が、はるかに大きいのではないかと考えます。
このままでは多くの飲食店の経営が行き詰ってしまいます。
それに伴って関連業者(私たちも含めて)の倒産も頻発することが考えられます。
それもこれも「とりあえず酒に責任を転嫁する」という、短絡的な発想からきていると思うのです。
時短営業は別の問題として、ひとり酒場で静かに傾ける酒と、大勢でバカ騒ぎして飲む酒を同一視するのは間違ってます。
要は飲む人のモラルと提供する側の管理体制の問題であって、お酒自体に罪はないのです。
これ以上、酒を悪者にしないでいただきたい、と切に思います。
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