ある時、一緒に映画を見ようと誘われて、そこに行って見たのはブラックホークダウンだった。その場には何人かおり、そこには自分だけが呼ばれたわけではないが、これも工作の一環である。

 

 そもそも、みんなで集まって映画を見るのも楽しいだろうと言い出した人がおり、これからもそういう機会を増やしたいと言われて自分はその家に呼ばれた。これは2002年の話だと思うが、その流れは自然であり、この出来事自体を不思議に思ったことはなかった。

 

 ただし、実際に集まって映画を見たのはこの時だけで、結果的にはほとんど何の脈絡もなく呼び出されて、ブラックホークダウンの映画を見させられたことになる。そして、現実的にもその映画を見せるためだけに呼び出されている。

 

 これを実行したのは、自分をペンタゴンの見える塔に脈絡もなく連れて行ったのと同一人物の韓国人である。つまり、このブラックホークダウンの映画はKCIAのオーダーで見させられている。

 

 実はこの話の流れは重要である。と言うのも、これは本来的にはCIAのオーダーだからである。それ以外の組織は自分にこの映画を見せるインセンティブを持っていない。公安は自分をテロリストとして監視リストに入れており、自分を左翼過激派の仲間にできなかった左翼過激派シンパが確実にそのような情報操作を行っている。と言うのも、その左翼過激派シンパの代表者の1人が当時の公安のトップだからである。

 

 一方で、CIAも自分を監視対象にしており、この時点までには自分のことを知っているCIAオフィサーが多数いた。彼らの一部は自分がテロリストのはずがないと思っていたはずであり、そうなると、CIAの中には2つの考え方が混在していたことになる。つまり、自分にテロリストの可能性があると思っている人たちと、そんなはずはないと思っている人たちである。

 

 その1つの確認方法がこの映画である。この事件にはアルカイダが関わっていたと言われており、それは確定ではなかったが、もし自分がアルカイダに関わっているのであれば、この事件に大きく反応するはずだからである。そういう意味ではよく出来たチョイスだと思う。いずれにせよ、自分が911テロに関与しているかどうかを確かめるために、CIAはこのような工作を実行した。

 

 問題はこれが韓国人によって行われており、ほぼ間違いなく、CIAはKCIAのチャネルを利用してこの人物に協力を求めている。つまり、彼は北朝鮮の影響を受けた工作を行っていると同時に、確実にKCIAの工作も実行していた。この事実が意味しているのは、KCIAが深く北朝鮮の影響を受けているということである。

 

 いずれにせよ、CIAが自分に対する911テロ関与の確認を行ったのはこの時だけではない。

 

 

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