2001年春に自分が東京に行った時点で、自分の周りにはCIAのアセットが既に複数人いた。彼らは最初から自分をアメリカに送る計画の一部を担っており、それはCIAが最初から自分をターゲットにしていたことを意味している。

 

 ただし、彼らがどこまでの工作を考えていたかはよく分からない。1999年の段階で自分はロンドンにおり、そこでも彼らは十分に工作を行える期間があり、また、軽い工作は実際に行っていた。

 

CIAはこの流れの中で自分をアメリカでもターゲットする予定だったと捉えるべきであるが、それはこの後も軽い工作を続けることを意味していたのか、それともかなりハードな無害化工作まで実行しようとその時点で考えていたかまでは分からない。

 

 ここにはもう1つ重要なポイントがあり、それは自分が生まれた時点からCIAの監視リストに入っていることである。それは父親が監視対象だったためだが、そういう意味でも、CIA内部には両建ての意見があったはずである。一方の側は自分をアセットの対象として捉えており、もう一方は自分を潜在的な敵として捉えていたはずである。

 

 つまり、東京に行った時点で突然CIAがやって来たはずはなく、CIAは自分がアメリカに行くことを深く把握していたからこそ自分の周りに工作員を配置していた。と言うよりも、状況を把握していた以上に、自分がアメリカに行くという事実自体が彼らの工作であった可能性が高い。

 

 その上で彼らがどのような工作を行おうとしていたかが分からないというのは、彼らが把握していた自分に関する情報も両建てだった可能性が高いからである。一方では、公安が作り上げた経歴が存在し、それは共産党員の息子から始まり複数のテロリストと関連を持っている左翼過激派という虚偽情報があった。

 

 もう片方では、それ自体が公安の工作だと知っている人たちがおり、どれだけ工作を仕掛けても落ちない奴がいると興味を持った人たちがいたはずである。

 

 自分はロンドンに半年いたので、その時点で英語を普通に使える能力までは身についていた。それだけでなく、そこで多くのCIAエージェントと会っていたので、彼らは自分の経歴を全て知っていただけでなく、簡単な面接まで終わらせていた。

 

 それらを総合して考えると、CIAは自分をアセットにしたかったのだろう。アメリカで働き出せば、工作を行う十分な時間が確保でき、公安の工作に妨害されずに自分をアセットにする時間を十分に取れると考えたはずである。

 

 

ご一緒に、ご覧ください。
http://ameblo.jp/multifractal/entry-12154611746.html