基本的に、CIAが何らかの理由で自分をロンドンに誘い出したと思っているが、もちろん、実際にはCIAよりもMIの要員の方が多かったはずである。

 

 自分のよく知っている何人かとそれ以外の数人がMIのエージェントだったと思っているが、実際には確定できていない。結局、自分の周りには常にイギリス人がおり、誰がスパイだったかを確定するのは極めて難しい。 

 

 一方で、CIAのフィールドエージェントは確実にいた。全員ではないが、数人は確定している。彼らはCIAのオフィサーだったが、それに確証を持てたのはこの時期の話ではなく、もっと後に起こった事件のせいである。そのために彼らがCIAだと確信を持っているが、それでも、彼らがCIAだと気付いたのは2012年になってからである。このロンドンに行ったのが1999年の話なので、かなり後になってから彼らがCIAの要員だと気付いた。

 

 また、同時にCIAのアセットも多数いた。それも数人は確定している。結局、かなり初期の段階からCIAは日本人のアセットを自分の周りに送り込んでおり、彼らも自分に対する工作の一部を担っていた。

 

 ただし、彼らの一部がCIAアセットではなく、MI6のアセットだった可能性は否定できない。とは言え、対日本の工作に関してはCIAとMI6は完全に協業しており、ファイブアイズという枠組みの中でアセットも相互利用している。

 

そのため、自分はCIAのアセットだと思っていた人間がMI6のアセットだった可能性は十分にあるが、この差異は全体の認識には影響を与えない。結局、彼らは諜報活動を一部共有させてより効果的な工作を目指している。

 

 それ以外の国の工作員もそこにはいた。KCIAとフランスのスパイがいた確信はあるが、それ以外の大部分については見分けがついていない。きっといたはずだが、誰がスパイだったか分からないと同時に、誰が他の国のアセットになっているかも分からない。

 

もし、自分がスパイに囲まれていると知っていれば、もっと真剣にそれぞれの人間を観察したと思うが、そんなことは考えていなかったために、周りの人間の経歴をしっかり分析していなかった。

 

 それでも、彼らの中にスパイがいたと知っているのは、彼が後に起こるいろいろな現象に絡んでいたからである。それらは全て偶然の繋がりの中にあるとずっと思っていたが、自分が工作を受けていたと分かった後にそれらが全て意図的に繋がっていることを理解した。

 

結局、ハイジャッカーも左翼過激派もオウムも意図的に繋がっていると思っていなかったこととほぼ同じであり、また、それらの事象も全て後から起きる事象に繋がっていた。

 

 ただし、このロンドンにいた際に誰が公安だったかは特定できていない。複数人の怪しい人物がいるがそれでも非確定である。公安は確実に傍にいたはずであるが、アンダーカバーを正確に見抜くのは難しいと感じさせられる。

 

 いずれによせ、いろんな国のスパイがそこにはいた。そして、みんなロンドンで工作活動を行っていた。

 

 

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