この長官銃撃事件の捜査は公安が担当した。この本(警察が狙撃された日)によると、当時の警視庁刑事部はオウム捜査で忙しく長官銃撃事件の調査に十分な人が回せないため、警視庁公安部が捜査を担当することになった。

 

 ただし、この結論は微妙に歪んでおり、公安はかなり初期の段階からオウムの関与を主張しており、そうであれば、この銃撃事件はオウム捜査の一環となるはずである。つまり、最初から分離して捜査する必要もなかったことになる。

 

また、この本によると、公安が調査を担当することになったのは警視庁刑事部長がそのように主張したからである。この事実はかなり重要であり、と言うのも、当時の警視庁刑事部長が公安の裏理事官出身だからである。

 

つまり、オウム逃亡犯を幇助することになる公安の裏工作ラインの真ん中にいる人間の1人が長官銃撃事件の捜査を公安に担当させたのである。そして、公安はオウム信者の警官を用意し、彼を銃撃事件の容疑者に仕立て上げた。つまり、銃撃事件を公安に担当させると決めた時点から隠蔽工作が始まり、その後に、この裏工作ラインが長官を撃ったのはオウムであるという全体像を作り上げた。

 

 この本においても、当時の社会一般においても知らなかったことが幾つかあり、その1つがオウムは長官銃撃に関与していなかったことである。オウムが犯罪を行う場合、幹部の誰かが意志決定し、それを違う幹部が指揮し、実行犯を用意している。

 

この銃撃事件の場合、このオウム逃亡犯が作戦指揮を執っていたことになっているが、彼は関わっていない。一方で、末端の信者が思い込みだけで長官を銃撃するようなことは起こらない。つまり、この件に関してはオウムの犯罪ではない。

 

 次に、作戦を指揮したと言われた幹部の逃亡は公安によって幇助されていたことも知られていなかった。公安の言い方では泳がしていたとなるが、現実的にはこの事件が時効を迎えるまでは捕まえることもなく、その後に彼が自ら出頭した。

 

 この方法は良くできており、彼が銃撃事件の計画指揮を行ったことにすれば、彼が逃げている間はその構図が生きている状態になり、他の捜査をする必要がなくなる。捜査の中心を彼の居場所を突き止めることに集中させ、それが実際には公安の裏工作チームによって隠匿され幇助されるので見つからない。

 

 公安が居場所を知っているからこそ、自分は彼の逃亡中に一緒に働いているが、ここには更に重要な点がある。自分と彼が一緒に働いたのは、自分も彼も電波操作を受けていたからである。そのマニピュレーションは完全ではないものの、バイトをする場所程度であれば、数ヶ月費やすだけで洗脳できた。

 

 この電波操作は公安の裏工作チームによって行われているが、この同じチームが長官を銃撃したかも知れないと言ったオウム信者の警官を用意した。

 

電波によって鳥が操作され、脳に直接声を聞こえさせる工作を自分が見たのは1993年である。この技術はもっと昔からあるが、少なくとも長官銃撃事件のあった1995年には電波技術は洗脳ができるレベルになっていた。つまり、このオウム信者の警官は公安によって洗脳されていた。

 

 

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