公安と過激派は何度も自分に工作を仕掛けており、何とかして自分を新左翼の中に引きずり込もうとしていた。それは自分を左翼過激派にしたかったからであり、それ以外に理由はない。

 

 左翼過激派の存在はじり貧であり、活動家はどんどん年老いて行き、彼らの目指した革命はいずれ夢と消えるしかない。それを避けるためには後継者を作る必要があるが、彼らの活動は無意味なだけでなく、彼らの理想は失敗作であり、ほぼ何の魅力もない。

 

それが一般的な理解であり、彼らの後継者になるような人物は極めて限られている。特に、彼らの後継者として活動を指導できるような人材は現実を理解している必要があり、そうであれば、彼らの理想に嵌るはずもない。しかし、後継者がいなければ、左翼過激派は日本から絶滅する。

 

ここに公安のニーズと不思議な一致が存在する。公安は敵が必要であり、彼らの本質的な敵は左翼過激派である。彼らが組織として今の規模と予算を維持するためには、どうしても活発な左翼過激派の活動が必要である。そのためには左翼過激派の後継者が必要であった。

 

だから、自分はハイジャッカーに会ったのである。公安は左翼過激派の後継者を探しており、自分の経歴は彼らにとって理想的な候補者であった。そして、自分は元々電波操作の対象になっており、公安はそれらの装置も使って自分をマニピュレートしようとしていた。彼らの本質的な目標は自分をアセットとして利用することであり、自分を左翼過激派にできれば、その後にそのような工作に嵌めれば良かった。

 

現実には更に問題があり、それは公安内部にそれ以上の目標を持った集団がいたことである。それは左翼過激派のシンパであり、彼らは単に敵となる後継者を探していたのではなく、左翼過激思想を引き継いで革命を行える人を探していた。

 

つまり、彼らにとっては左翼過激派が絶滅することは彼らの理想が潰えることでもあった。このように左翼過激派シンパの公安幹部が過激派と一緒に工作を行うと、それは最早シンパではなく、公安内部にいる過激派活動家である。

 

公安の裏工作チーム内にはこれらの左翼過激派シンパと権威主義的な権力追求派がおり、彼らはそれぞれの思惑を持って、自分にいろんな役割を担わせようとしていた。

だからこそ、自分を過激派に引き込むのに失敗しても、次から次へと違う工作を展開した。その中には自分にもっと違う政治的役割を担わせようとするものもあった。それはほぼ全ての日本の国会議員が知っている。しかし、どれだけ工作を掛けても、彼らは自分を仲間に引き込むことはできなかった。

 

 

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