ガスライティングは依然として続いていた。外で子供が頻繁に騒いでいることがあったが、それが警察や探偵に誘われた結果としてそのようになっていたのか、元々そうだったのかは分からない。直接、本人聞けるようなものではないので、何とも言えないが、そのようなことですら精神的な負担になった。

 

 とは言え、夜の畑でバットを持った高校生が忍ぶように立っていることがあったが、これは故意である。意図的に、自分がそこを通る際に立つように言われていたはずであり、光った携帯電話とバットを手にしながら、その場で何もせずに自分をずっと見ていた。

 

 ガスライティングは自分が何かをするタイミングに時間を合わせて出くわせたり、何かを言ったりする工作である。それが続くと何が操作されていて、何が操作されていないかの区別がつかなくなり、頭の中で被害妄想が拡大していく。それがひどくなると、妄想に支配され勘違いしたまま他人を襲うようになる。自分の家の周りではそういう工作が頻繁に行われていた。

 

 本当にどこまでが故意でどこからが偶然かの区別が付かなくなるが、自分はかなり慣れていたので頭が異常になることはなかった。そして、そういう区別が付かないことがあっても、気にしないようにしていた。

 

 ただし、出くわすだけならまだしも、意図的に自分に近づいて来る人も多く、それはかなり邪魔であった。彼らにどういう意図があったかは分からないが、それはガスライティングではなく、つきまといであり、それがイレギュラーに振れると犯罪になる。

 

とは言え、彼らが犯罪で捕まる可能性はほぼないので、そういう人が来るとよく奇行をすることにしていた。それはほぼ危険な妄想を抱いた人のようにしか見えないため、彼らが不確実性に耐えられなくなって逃げて行くようになり、近寄って来る人の数がどんどん減っていった。

 

 おそらく、彼らが今までガスライティングの対象にしてきた被害者と自分の行動は大幅に違ったと思う。そこまでの2年間、毎日拷問を受け続けており、何度も殺されそうになっているため、ガスライティングは鬱陶しいが、それで精神的にダメージを受けることはなくなっていた。

 

また、その鬱陶しさを排除するために奇行を行っても、何も思わないくらいに自分の頭がおかしくなることは経験していた。あまり恥ずかしいと思うこともなくなっており、犯罪でない限りはどんな方法を使って彼らを排除しても良いと思っていた。

 

 一方で、電波操作がかなりきつく、自分の感情がイレギュラーに切れる可能性があった。それが自分の中で抑えられれば良いが、そうでなければ周りに人がいないところに行くか、そのような状況を作るしかなく、その意味でも、いろんな方法を採用していた。

 

 

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