宮古島に行った当初のガスライティングを担っていたのは若い探偵であり、警察が彼らの多くを送り返したので、工作が少しは楽になるかもしれないと思った。依然として現地の人を調達して嫌がらせをするのが難しい一方で、工作活動に徴用できる警官の数も少なく、工作活動はじり貧になる可能性が高いと感じていた。

 

しかし、その淡い期待はすぐに崩壊した。今度は海外のスパイが工作の主力になり出した。本質的には海外の諜報機関のアセットが工作の中心を担ったように思うが、いずれにせよ、今度は上の部屋から英語が頻繁に聞こえてくるようになった。そこには日本人のアクセントはなく、今までとは違う人たちが工作を行いだしたのは明らかだった。

 

そして、ご飯を食べている間の嫌がらせだけがかなり減った。それまでの探偵は時間も場所も構わず嫌がらせを行い、それがご飯を食べている間になると途中でご飯が全く食べられなくなることが頻繁にあり、そこで問題が起こると、店にも影響が出ることが偶にあった。それで何度もご飯中は止めるようにクレームしていたが、一応、スパイはその点だけは理解を示してくれ、ご飯を食べ終わるまで待ってくれることが増えた。

 

これを良く考えてみると、やはりスパイの方が技術的に上であり、押すだけではなく引く局面をしっかり設け、対象者の精神をもっと幅広い角度から揺さぶろうとしている。これはまた、工作の主たる担当者が変わった証でもある。

 

基本的に、国外のスパイは日本人でないため、あからさまにガスライティングに参加することはなかった。特に冬の宮古島では目立つため、そんなに簡単に直接的な工作が行える状況ではなかった。あからさまな行動に出ると、返って彼らがその後どう扱われるかが分からなかった。

 

それでも、時々、彼らも姿を表した。例えば、島の南部にある温泉に行くと、そこにも海外のスパイがいた。彼は警官と一緒に温泉に来ており、工作をしに来たのか、温泉を楽しみに来たのかは知らないが、そこで自分を監視していたのだけは間違いなかった。そのスパイとは後に何千キロ離れた場所で再会するので、彼が自分を追いかけていたスパイであることは間違いない。

 

この際の工作には日本人も参加しており、彼らの一部は海外の諜報機関のアセットであった。彼らの一部は具体的に識別できており、彼らは探偵ではなかったが、そのアセットである彼らがガスライティングの主力に替わった。結局、多くの若い探偵が追い返されたが、そこで行われる工作自体には大きな変化はなかった。

 

 

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