自分の人生をよく振り返ってみると、原因不明の頭痛に悩まされている時期があり、それは1996年から1998年の頃だった。

 

鈍痛のような頭痛がずっと続き、生活にいろいろな支障があった。病院に行って調べて貰ったが、原因は分からないと言われた。とは言え、頭痛が続くため、針や整体も試した。それでも、頭痛が治まることは一切なかった。

 

その頭痛は疲れを感じさせるものではなく、頭頂からおでこに掛けての部分がチクチク痛んだ。24時間痛みがずっと続くこともなかったが、痛みはずっと続いていた。その痛みは集中力を続かなくさせた。2013年以降も同じような頭痛がまた戻ってきて、それはめまいに近い感じで、痛みを伴いながら集中力を低下させる。

 

当時は、頭痛が治まらないので、30分や1時間ごとにやる作業の内容を変えていた。そのように作業をリフレッシュすると、やる気もリフレッシュされ、結果として細切れではあるけれども長時間の作業ができるようになった。今でもそのときの行動の名残が残っていて、何かをするときは複数の作業を同時に行い、それを切り替えることで集中力を維持するように努めている。それはそのときの頭痛から始まった。

 

この頭痛はいつか知らない間に消えてしまった。いつ消えたかも思い出せないが、2013年になるまでそのような痛みを感じることはなかった。1999年にイギリスに行ったが、その際にはそのような問題で悩む日は1日もなかった。つまり、そこで問題が途切れたのか、それまでの間に頭痛で苦しむことはなくなっていた。ただ、途中から全く気にしなくなったので、いつ消えたのかは正確に思い出せない。

 

ただ、もしかすると場所が影響している可能性はある。頭痛を受けていた場所は実家ともう1ヵ所の2つだけかもしれない。それ以外の場所では頭痛を感じていなかったような気がする。その場所にいる時間がなくなった結果として、自然と頭痛がなくなり、何も思わなくなったのかもしれない。

 

このような頭痛は2013年になるまで感じることはなく、それ以降は24時間ずっと頭痛の続く状態である。ただし、2013年以前にも倦怠感を感じた時期があった。

 

それは頭痛ではなく倦怠感であった。土日になると倦怠感を感じて起きられなくなっていた。そこまでなら普通かもしれないが、普通ではない点もあった。そのように過ごすのが時間の使い方としてあまりに勿体ないので、週末に無理矢理起きて外に出ると、外に出た瞬間からその倦怠感がなくなるのである。そのときは深く考えることもなく、そういう現象も存在し、そういう対処法も存在するのだと思っていた。

 

ただし、これも場所に依存していた。そのような現象に苦しんでいたのは、2005-2007年に住んでいた家のときだけだった。

 

 

ご一緒に、是非

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