前回はアメリカの財政赤字の話をほとんど書かず、金融政策の話を書きましたが、今回はアメリカの財政赤字についてもう少し考えたいと思います。アメリカの対立軸はある意味ハッキリしていて、民主党がより大きい財政出動に寛容で、共和党が国債の積み上がりに反対しています。
ただしですが、両党とも国債が大きく積み上がることには反対しているので、一定の合意があるのは間違いないです。民主党の考え方というのは、基本的には、税収を増やして問題解決に当たることで、特に高所得者の税金を上げようと考えています。
日本との異同を考えると、日本と違って、アメリカの高所得者の税金を上げると、税収にはインパクトがあります。日本の場合は、税収のインパクトはほとんどないですが、高所得への税金を増やすことで全体の税金の不満を下げようと言う意図があると思います。
一方でアメリカの場合は高所得者の税金を増やすと個人消費が確実に落ちるのに対して、日本の場合はそこまでの大きなインパクトはありません。つまり、日本ではアメリカほど高所得者への収入が歪んでいないということです。
共和党の意見と言うのは民主党以上にぶれている様な気がします。個人消費のレベルを維持するためには、高所得者への税金を下げれば良いということになるので、税金を下げようと言う意見がある一方で、税収を減らしてしまうと国債が積み上がってしまうので減税を求めない人たちもいます。
ただ現状ではより緊縮財政を求める意見が強くなっているようで、財政削減と現状の税制の維持という意見が強いように感じられます。とは言え、はっきりとAusterity measuresを主張している人がいるというよりは、よりAusterityを求めるという意見の主張の仕方になっています。
次の大統領選に向けての共和党候補の一人は面白い意見を主張しています。アメリカの問題は成長率目標がないことであって、5%成長を目標にすると、10年間で現状の全ての財政問題は片付くと主張している人がいます。
客観的に見て、とてもバカバカしい意見だと思うし、単なる夢物語のように感じます。
ただよくよく考えてみると、日本でも同じようなことを主張している人たちがいます。客観的に見てバカバカしいというのは同じですが、主観的問題になると、それが実現可能だと思ってしまうのでしょう。人間の思考には限界があるんだなと思う次第です。
ただしですが、両党とも国債が大きく積み上がることには反対しているので、一定の合意があるのは間違いないです。民主党の考え方というのは、基本的には、税収を増やして問題解決に当たることで、特に高所得者の税金を上げようと考えています。
日本との異同を考えると、日本と違って、アメリカの高所得者の税金を上げると、税収にはインパクトがあります。日本の場合は、税収のインパクトはほとんどないですが、高所得への税金を増やすことで全体の税金の不満を下げようと言う意図があると思います。
一方でアメリカの場合は高所得者の税金を増やすと個人消費が確実に落ちるのに対して、日本の場合はそこまでの大きなインパクトはありません。つまり、日本ではアメリカほど高所得者への収入が歪んでいないということです。
共和党の意見と言うのは民主党以上にぶれている様な気がします。個人消費のレベルを維持するためには、高所得者への税金を下げれば良いということになるので、税金を下げようと言う意見がある一方で、税収を減らしてしまうと国債が積み上がってしまうので減税を求めない人たちもいます。
ただ現状ではより緊縮財政を求める意見が強くなっているようで、財政削減と現状の税制の維持という意見が強いように感じられます。とは言え、はっきりとAusterity measuresを主張している人がいるというよりは、よりAusterityを求めるという意見の主張の仕方になっています。
次の大統領選に向けての共和党候補の一人は面白い意見を主張しています。アメリカの問題は成長率目標がないことであって、5%成長を目標にすると、10年間で現状の全ての財政問題は片付くと主張している人がいます。
客観的に見て、とてもバカバカしい意見だと思うし、単なる夢物語のように感じます。
ただよくよく考えてみると、日本でも同じようなことを主張している人たちがいます。客観的に見てバカバカしいというのは同じですが、主観的問題になると、それが実現可能だと思ってしまうのでしょう。人間の思考には限界があるんだなと思う次第です。