与党の分裂は難しいという話を昨日書きましたが、本質的には、政党の大きな分裂というのは今後はかなり難しいのではないかと思ってしまいます。
今の民主党の組織は基本的には旧社会党右派がベースにあり、それに民社党の組織があり、残りは小沢さんに由来する地方組織だと思います。そういう意味では、今の大きな政党は過去から継続する組織から成り立っているところがほとんどで、新たな組織が形成されたというわけではありません。
みんなの党がどういう地方組織を作り上げていくのかというのが今後のポイントになるのかもしれませんが、ここ数十年においては、ゼロの状態から中央組織と地方組織を作り上げた政党は存在しません。公明党が最後のような気がします。
それは政党助成金の問題ではなくて、組織を作るということがとても大変で、それを全国レベルの地方組織にするのはとても難しいんだと思います。中選挙区の時なら、まだ全選挙区を組織かするのは今よりは容易だったと思いますが、今の小選挙区の中で、全選挙区を組織化するというのはかなり難しいと思います。
それを考えると、野党になったとしても民主党の分裂というのは難しいのではないかと思ってしまいます。特に、民主党の中央組織は小沢派・鳩山派と考え方が近く、現主流派と政策的距離が近いわけではありません。それは労働組合でも同じような気がします。
結局、現主流派と民主党の組織の関係は、ブレアを支えた労働党と同じような形になっていると思います。それは一つの形だと思いますが、それだと支持組織は弱体化していきます。それは旧社会党左派がいつも政権から離脱を強いられる理由と同じだと思います。
そういう意味では、民主党内でもう一度しっかりとした政策的合意をする必要があり、それが今なのか野党になったときなのかは分かりませんが、合意を作らないと政党として成り立たないような気がします。
ただ不思議なことに民主党に対する支持というのが、未だにそれなりに存在します。支持すべき対象がないのに支持が存在するというのは極めて不可解で、合理的な支持でないことは確かです。一つには、前回の衆院選で民主党に投票した人たちが自分自身の行動を否定できないからだと思います。自民党政権が崩壊し民主党政権が誕生したということが重要なことだと思いたいんでしょう。日本の政治に大きな変化を起こし、それが正しかったと思いたいんでしょうが、結局、この2年間は何も生み出せておらず、ただ混乱が生じているだけなので、その変化はマイナスになってしまったのが結果です。その事実が受け入れられず、次の代表になるとプラスの変化が起きるという期待を抱いているんだと思います。
一方で、民主党への支持は自民党への反感の裏返しの側面があり、自民党の支持回復は根本的に難しいのかもしれません。それは自民党の伝え方が悪いというよりは、聞く耳を持たない相手には自民党の方向性は伝わらないということだと思います。そうなると、自民党への反感の根本に何があるのかを理解する必要があると思います。
今の民主党の組織は基本的には旧社会党右派がベースにあり、それに民社党の組織があり、残りは小沢さんに由来する地方組織だと思います。そういう意味では、今の大きな政党は過去から継続する組織から成り立っているところがほとんどで、新たな組織が形成されたというわけではありません。
みんなの党がどういう地方組織を作り上げていくのかというのが今後のポイントになるのかもしれませんが、ここ数十年においては、ゼロの状態から中央組織と地方組織を作り上げた政党は存在しません。公明党が最後のような気がします。
それは政党助成金の問題ではなくて、組織を作るということがとても大変で、それを全国レベルの地方組織にするのはとても難しいんだと思います。中選挙区の時なら、まだ全選挙区を組織かするのは今よりは容易だったと思いますが、今の小選挙区の中で、全選挙区を組織化するというのはかなり難しいと思います。
それを考えると、野党になったとしても民主党の分裂というのは難しいのではないかと思ってしまいます。特に、民主党の中央組織は小沢派・鳩山派と考え方が近く、現主流派と政策的距離が近いわけではありません。それは労働組合でも同じような気がします。
結局、現主流派と民主党の組織の関係は、ブレアを支えた労働党と同じような形になっていると思います。それは一つの形だと思いますが、それだと支持組織は弱体化していきます。それは旧社会党左派がいつも政権から離脱を強いられる理由と同じだと思います。
そういう意味では、民主党内でもう一度しっかりとした政策的合意をする必要があり、それが今なのか野党になったときなのかは分かりませんが、合意を作らないと政党として成り立たないような気がします。
ただ不思議なことに民主党に対する支持というのが、未だにそれなりに存在します。支持すべき対象がないのに支持が存在するというのは極めて不可解で、合理的な支持でないことは確かです。一つには、前回の衆院選で民主党に投票した人たちが自分自身の行動を否定できないからだと思います。自民党政権が崩壊し民主党政権が誕生したということが重要なことだと思いたいんでしょう。日本の政治に大きな変化を起こし、それが正しかったと思いたいんでしょうが、結局、この2年間は何も生み出せておらず、ただ混乱が生じているだけなので、その変化はマイナスになってしまったのが結果です。その事実が受け入れられず、次の代表になるとプラスの変化が起きるという期待を抱いているんだと思います。
一方で、民主党への支持は自民党への反感の裏返しの側面があり、自民党の支持回復は根本的に難しいのかもしれません。それは自民党の伝え方が悪いというよりは、聞く耳を持たない相手には自民党の方向性は伝わらないということだと思います。そうなると、自民党への反感の根本に何があるのかを理解する必要があると思います。