前回、中国の今の金融政策の大まかな流れを書き、その上で、理解するのが難しいことと効果が出ているように見えないことを書きましたが、そこから次のステップに進みたいと思います。
マネーの増加はインフレ圧力に繋がるのは間違いないですが、インフレの原因をどこに求めるかをしっかり考えないと、実は対策が出来ないのではないかと思います。
そこで輸入がインフレに寄与しているのか考えてみたいと思います。日本を見ていると、資源価格の上昇によるインフレ圧力がありますが、中国の状況は必ずしも同じではないです。中国は一大資源輸入国ではありますが、一大資源産出国でもあり、大部分の資源は国内で調達しています。そうなると、輸入が原因であると考えるのは早計です。
輸入において、中国によりインパクトを与えるものがあるとすれば、それは円高です。中国と日本の貿易の中で、中国の収支は赤字であり、なおかつ、かなりの部分を円価ベースの取引でなされていると思います。そうなると円高のインパクトと言うのは、輸入資源のインパクトよりは大きいということになります。とは言え、人民元も米ドルに対して緩やかに上昇していることを考えると、過去半年ほどにおいて、円高の影響もほとんどなかったと言えます。
中国の構造というのは、日本とは根本的に違い、アメリカともその他の新興国とも違います。そういう意味では、中国の構造に即して考えないと、そもそも考え違いを起こすことになってしまいます。
マネーの増加はインフレ圧力に繋がるのは間違いないですが、インフレの原因をどこに求めるかをしっかり考えないと、実は対策が出来ないのではないかと思います。
そこで輸入がインフレに寄与しているのか考えてみたいと思います。日本を見ていると、資源価格の上昇によるインフレ圧力がありますが、中国の状況は必ずしも同じではないです。中国は一大資源輸入国ではありますが、一大資源産出国でもあり、大部分の資源は国内で調達しています。そうなると、輸入が原因であると考えるのは早計です。
輸入において、中国によりインパクトを与えるものがあるとすれば、それは円高です。中国と日本の貿易の中で、中国の収支は赤字であり、なおかつ、かなりの部分を円価ベースの取引でなされていると思います。そうなると円高のインパクトと言うのは、輸入資源のインパクトよりは大きいということになります。とは言え、人民元も米ドルに対して緩やかに上昇していることを考えると、過去半年ほどにおいて、円高の影響もほとんどなかったと言えます。
中国の構造というのは、日本とは根本的に違い、アメリカともその他の新興国とも違います。そういう意味では、中国の構造に即して考えないと、そもそも考え違いを起こすことになってしまいます。